トベラ 別名:トビラノキ、トビラギ

トベラ科

撮影 2001.5.17 高津区溝口 5−15−1155付近で

解説

 葉の先が丸く、少し厚ぼったくてツヤがあり、裏はあわい緑色のこの木は、あちこちの庭や公園に植えられています。それもそのはず、なんとこの木は日本が原産なのだそうです。
 花はとても良い香りがしました。そのためまだ木を見つけなくとも、この木があるのではないかと見回すほどです。この木も公園に植えられていました。 この公園ではたくさんの保育園の子供たちが、先生と楽しそうに遊んでいました。とても幸せそうな風景でした。
 さて、上の写真を見てください。花の色が真っ白と黄色の色があります。咲いたばかりの時は真っ白だそうですが、しだいに色が黄色に変わっていくのだそうです。この花にも冬が近くなると真っ赤な実がつきます。オスの木とメスの木があるそうですが、この場合はすぐ分かりますよね。左下の写真には雌しべが見えています。赤い実の写真をきっと撮りたいと思っています。
 節分の日にはこの赤い実を扉にはさんで、鬼をよけるという昔からの風習があったそうで、そのためにトビラノ木という名前が生まれたのだそうです。 

   

撮影 2001.5.17 高津区溝口 5−15−1155付近で