タマサンゴ 別名:フユサンゴ、リュウノタマ

ナス科

撮影 2000.7.27 高津区久地 510 付近で

解説

 知っている人には訳もないことなのでしょうが、この花の名前を知るまでには、私なりに苦労いたしました。それもこれも不勉強のそしりなのです。
 この花は、6月30日に撮りました。是非、果実も撮りたいので、右下の果実は、同じ場所で7月27日に撮りました。約1ヶ月後にはこのようにきれいな実になりました。成長が早いですね。 
 ブラジルが原産の栽培種で、明治の中頃に渡来しました。以後観賞用としてたくさんの種類がつくられているそうです。
 花の直径は1.5cmほど、花びらの根元はくっつきあっている合弁ですが、先の方は五つに割れています。ごらんのように白い花の中に、雄しべが五本、黄色く見えるのはヤクで、一本の雌しべを抱くようにしています。ヤクがこのように雌しべを抱く、というのはナスの花でよく見かけますが、ナスの仲間の特徴の一つかもしれません。果実の直径は1.5cmほどもあり、いつまでもきれいな姿を見せてくれていました。花も咲いていました。

   

撮影 2000.7.27 高津区久地 510 付近で