タニウツギ 

スイカズラ科

撮影 2000.5.2 高津区久地 412付近で

解説

 たいへんよく似た花に、同じ仲間のハコネウツギがあります。どちらも観賞用として庭先に植えられているということです。ですが資料をよく読んでみると、ハコネウツギは咲き始めは白色で、次第に紅色に変わるのだそうです。しかしこの花の場合は、ご覧のようにまだつぼみが多く、咲き始めてごく初期と思われるのですが、もう紅色がついているようです。もっともっと観察を深め、資料も読んで、正確さを追求しなければならないと思っています。そのためにはなんといっても詳しい観察が何より必要です。頑張らねばと改めて思わせられました。
 ウツギというのは”空木”の意味で、茎の中は空洞になっています。この花の場合も中は空洞で、白いスポンジ状になっています。

   

撮影 2000.5.2 高津区久地 412付近で