ダンゴギク 別名:ヘレニューム

キク科

撮影 2000.8.9 高津区久地 335 付近で

解説

 園芸品種です。ダンゴという名前は、中央の筒状花が、やがて盛り上がってダンゴのように見えるところからつけられたようです。この花は筒状花が青緑っぽく見えますが、茶色のようになったり、紅っぽくなったりなど、色は様々なようです。上の写真で茎を見てください。茎の周りには翼(ヨクと読み、ヒレのようなもの)がたくさんついています。背の高さは、この場合70cmほどで、たくさん枝分かれをしています。茎の先の方には花がついていて、舌状花(ゼツジョウカと読み、舌の形をしているところからの呼び方ですが、この場合はあまり似ていません)の外側は三つに割れているのが分かります。日本には大正の初め頃に渡来していて、とても強く花も長く咲くので、今でもたくさん栽培されているそうです。最近のものはずいぶんと改良がすすんでいるそうですが、原産は南アメリカおよび北アメリカで、多年草だそうです。  

   

撮影 2000.8.9 高津区久地 335 付近で