テイカカズラ 別名:マサキノカズラ

キョウチクトウ科

撮影 2000.6.22 高津区溝口 3-17-11 付近で

解説

 10メートルも先から、たいへん良い香りがしてきて、この花の存在を知らせてくれました。とても上品な匂いですし、花もそんな感じがしますがどうでしょう。
 常緑のつる性で、茎から気根(空気中の根)を出して、他のものにからみついて、よじ登っていきます。この場合は、垣根として横にはわせていました。
 花は、白色で根元の方は筒状にくっつきあっています。ですがご覧のように、花びらが五枚あるように見えますが、これは深く割れているのです。この筒の中に雄しべが5本、雌しべが1本あります。花びらはつぼみのうちから船のスクリュウのように回っているように見えると資料にありますが、そういわれればそのように見えてきますね。
 原産は、日本や朝鮮半島だそうです。もちろんにわきや鉢植えなどとして植えられています。

   

撮影 2000.6.22 高津区溝口 3-17-11 付近で