チャノキ 別名:茶の木、 チャ

ツバキ科

撮影 2001.10.30. 高津区久地 494 付近で

解説

 新芽をつんだものは、日本茶として親しまれています。私は日本茶が大好きで、ゆっくりとおいしいお茶を飲むと何ともいえない幸せを思います。
 中国から入ってきた栽培種だそうですが、今では各地に野生の状態で、山中の暗く湿り気のあるところなどに生えています。この場所もちょうどそんなところでした。
 背の高さは1.5メートルほどで、葉は、互い違いに生え、少し厚ぼったくてツヤがあり、葉の周りにはギザギザがあります。花の大きさは2cmほどで、下向きに咲くか横向きに咲きます。ごらんのような花びらは5枚、ガクも5個、黄色い葯(ヤクと読み、花粉を入れる袋です)がよく目立つ雄しべは多数あります。葉は、日本茶だけでなく、紅茶やウーロン茶の材料になるそうです。果実は、次の年の秋に熟し、中に3個の茶褐色の大きな種をつくります。

   

撮影 2001.10.30. 高津区久地 494 付近で