チチコグサモドキ 

キク科

撮影 2000.8.8 高津区溝口 4−19−1205付近で

解説

  この花も高津小学校の塀の下で見つけました。北アメリカ原産の1〜2年草(種が発芽して、花をつけ種を結んで枯れてしまうというサイクルを1年または2年に渡って行う植物)だそうです。昭和になってから日本に入っていることに気づいたそうですが、今では日本各地、特に都会周辺の道路の付近に多いそうです。
 背の高さは、20cmほどありました。白い綿毛のようなものがたくさん見えますが、これはつぼみを包んでいる総包の根元から生えている冠毛といわれるものだそうです。ハハコグサよりもチチコグサによく似ていますが、モドキ等というかわいそうな名前がついています。モドキとは「まがいもの」という意味で、チチコグサモドキというと、チチコグサのまがい物ということになるからです。

   

撮影 2000.8.8 高津区溝口 4−19−1205付近で