チョウセンアサガオ 別名マンダラゲ、キチガイナスビ、

ナス科

撮影 2000.6.30 高津区溝口 5−16−43 付近で

解説

  なんと大きな花なんでしょうか。直径が12cmほどもありました。真っ白な合弁(花びらの根元がくっついている)の花びらで、その根元の方は、筒状になっています。白い筒の長さは10cmほどもあったでしょうか。ガクも筒状(筒の長さは5cmほど)になっていて先が五つに割れています。雄しべは5本、雌しべは1本です。
 熱帯アジアが原産で、一年草です。江戸時代に輸入され、薬用として栽培されたそうですが、現在はまったく観賞用です。葉を曼陀羅葉(マンダラヨウと読む)と呼んだそうで、ぜん息の薬にしていたそうですが、、猛毒があるため中毒にかかるとたいへん苦しんで暴れるので、キチガイナスビという別名がついたのだそうです。猛毒が薬になるなんて、なんだか信じられませんが、みなさんは決して口にしてはいけませんよ。 

   

撮影 2000.6.30 高津区溝口 5−16−43 付近で