ダンギク
ダンギク
クマツヅラ科
撮影 2000.10.17 高津区溝口 高津図書館で
解説
見事な園芸種ですね。花がごらんのように段々になって咲いているところからこの名が付けられたようです。キクという名が付いていますが、もちろんキク科ではありません。
日当たりのよい草原に生える多年草で、茎は地面から群がって直立します。背のたかさは30〜60cmと資料にはありましたが、この場合は、花壇に植えられていて環境がよいのでしょうか70cmほどもありました。暖かいところでは自生しているそうですが、この場合は園芸種です。
花がご覧のように三段になっています。たくさんの小さな花が茎の周りに集まって咲いています。花びらの根元の方はくっつきあっていますが、先の方は五つに割れ、そのうちの下の方の一つは大きく、へりにひも状に見える切れ込みがあります。
雄しべは4本、雌しべの花柱は一本ですが、ともに長く花弁から飛び出していて、花をにぎわしています。葉は、向かいあってつく対生で、長さは、4〜5センチほどで、周りには切れ込み(きょ歯といいます)があります。
撮影 2000.10.17 高津区溝口 高津図書館で
登録日: 2021年4月8日 /
更新日: 2021年4月8日