タイワンツルソバ 

タデ科

撮影 2000.11.8 高津区溝口 6−21 付近で

解説

 この花にも苦い思いがあります。通勤の途上であちらこちらに咲いていたので花が開いたら撮ろうとこころがけて観察していました。しかし、いつまでたっても花は開きません。そのうちに花の盛りはおしまいになり、花が枯れかかってきたのです。あわてましたが、とうとう撮り損ねてしまいました。結局、この花を撮るのはかなりおくれたのでした。
 結局、私がこの花についてよく知らなかったということになります。
 イヌタデもそうなのですが、タデ科の花には花びらに当てるものが無くガクに当たるものがきれいな色を持っていて、これがごくわずかしか開かないようです。開いたあとも果実をそのまま包んでいるので、私はいつ開いたのか見落としてしまったわけです。資料には、夏から秋にかけて開花するとありました。左下の写真は、わずかに開いているようですが、どうでしょうか。
 もちろん園芸種です。それほどきれいではありませんが、とても強くすぐに増えるようです。そのせいで人気があるのかもしれません。生け垣などにするとすぐに増えていっぱいになり、花も長持ちするようです。

   

撮影 2000.11.8 高津区溝口 6丁目21付近で