トウワタ
トウワタ 別名:アスクレピアス・クラサビカ
ガガイモ科
撮影 2000.11.10 高津区溝口 5丁目 17付近で
解説
別名の長い名前、アスクレピアス・クラサビカは、もちろん園芸種用の名で、学名です。トウワタという名は和名で、トウは中国の唐を意味し、ワタは、この花の種にはタンポポのように綿毛が付いているところから名付けられたようです。それにしても奇妙な花です。
南アメリカ原産の一年草です。背の高さは、70cmほど、切ると白い液体を出すそうです。根元から何本も茎を直立し、葉は、細く長い葉を向かいあって付けます。このように向かいあって葉を付けることを何というか覚えていますか。赤い花びらがたれ下がっていますが、その上の黄色いかたまりは花粉塊(カフンカイと読みます)と呼ばれるものです。資料によると、雄しべと雌しべは合体して、ずい柱というものを作るとありました。花粉塊をぶら下げている中央にずい柱があるものと思われますが、写真でははっきりしないのが残念です。しっかり勉強してあって、これらのことが分かっていれば、もっと良い写真を撮ることが出来たのでしょうが、くやしいです。
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撮影 2000.11.10 高津区溝口 5丁目 17付近で
登録日: 2021年4月8日 /
更新日: 2021年4月8日