トサミズキ 

マンサク科

撮影 2001.3.22 高津区下作延1923付近で

解説

 トサミズキとは、四国の土佐(高知県)に、この木が自生していたことによるそうです。あちこちの地名がついた名前のものが多いようですが、基本的には庭木や景観樹(木の形が整っていて、見た目が素敵な木)として栽培されていることが多いそうです。落葉・低木で、この木の場合は3�。内外です。少し日陰なのかあまり花の付きがよくありませんでした。
 ごらんのようにあわい黄色の花がまとまって7〜8個たれ下がって咲きます。長さ7mmほどもあるヘラ型の花びらが5枚、雄しべは5本、花びらより短く、花粉を入れる葯(やくと読む)は、紅色を帯びた黒色で、写真でもよく分かります。雌しべの柱頭は、2本に分かれ花弁より長いため、よく目立っています。

   

撮影 2001.3.22 高津区下作延1923付近で