ツルハナナス
ツルハナナス
ナス科
撮影 2000.6.21 高津区二子 1−18−16 付近で
解説
まあ聞いてください。この花のことが分かるまでのことを。
撮影した日が6月21日、この花のことが分かったのが9月26日です。この間3ヶ月強です。この間、何度も足を運んで観察し確かめをしました。私の勉強が進むにつれて、この花がナス科であることまでは分かりました。園芸種であることも分かりました。しかし、資料には載っていないのです。
ある日、センターで働いている野草や高山植物の大好きな若林さんが、参考になるのでしたら使ってくださいと園芸に関する雑誌を持ってきてくださいました。なんとそこにこの花が載っていたのです。いやあ 飛び上がるほどうれしかったです。若林さん大感謝です。もちろん心を込めてお礼を言いました。
この雑誌によると、原産は南アメリカだそうで、暖かい地方では冬も花を付けるそうです。花は、この写真のように薄紫のものと白のものとがあるそうです。
この花はこのあたりにはここしか見かけず、つる性ですがかなり長く伸びていてもう5メートル以上にもなってフェンスをはっていました。一つの花の大きさは直径3センチメートルほどで、写真のようにたくさん花が付くのが特徴のようです。また、花が開いている期間もかなり長いもので、9月末でも花が開いていました。ますますきれいな花になったように思われました。
撮影 2000.6.21 高津区二子 1−18−16 付近で
登録日: 2021年4月8日 /
更新日: 2021年4月8日