今日の給食は「麦ごはん、キーマカレー、切り干し大根のさっぱりあえ、牛乳」です。

「キーマカレーについて知る」献立です。

キーマカレーは「ひき肉」を使ったカレーという意味です。

今日は夏の野菜であるピーマンやなすが入っています。

夏野菜は水分が多く、熱くなった体を冷やす効果があります。

1年生の児童にキーマカレーの感想を聞くと、「なすとカレーは合うんだなってびっくりした」と可愛らしい発見を教えてくれました。

  

 

先週からプールが始まったのでプールと夏野菜に少し関係して、ある絵本の話をしたいと思います。

「野菜畑にプールができ、みんなで楽しく遊ぼうとしたところにんじんやじゃがいもが沈んでしまいます。なすやきゅうり、キャベツが助けようとしますが・・・!?」という内容の絵本です。

 

実は土の上で育つ野菜は水に浮くという共通点があります。

夏野菜は土の上で太陽の光を浴びながら水をたくさん吸って育ちます。土の上で育つことで空気を含んで水よりも密度が小さくなり浮かぶのです。

(大きいトマトも浮きますが、完熟して糖度が増すと水よりも密度が大きくなり沈みます。)

土の中で育つじゃがいもや人参が水に浮いてしまうと、雨が続いて土がドロドロになったときに地表まで浮いて枯れてしまいます。

このように野菜は育つ環境に合わせて進化していったと考えられています。

 

野菜の大きさや重さではなく、どこで育つかによって浮いたり沈んだりするのはとても面白いですよね。

野菜を身近に感じて、楽しく食べてもらえると嬉しいです。