今日の給食は「黒食パン、かぼちゃのグラタン、ボイル野菜、和風ドレッシング、牛乳」

「季節のかぼちゃについて知る」献立です。

 

 

ようやく暑い夏が終わり、涼しい風が吹く季節になりました。

今日はかぼちゃについてのお話をクイズ形式で動画にしています。

【クイズ】今日のかぼちゃのグラタンのかぼちゃは給食室で蒸しています。なぜ蒸すのでしょうか?
①おいしくするため
②栄養のため
③見た目のため

 

 

こたえは3つ全部です。

かぼちゃにはアミラーゼという、甘みの感じないでんぷんを糖に分解する酵素を持っています。

人間の唾液にも含まれていて、ごはんやパンをよく噛むと甘く感じると思いますが、パンやごはんのでんぷんが分解されて糖の甘さを感じ取っているからです。

このアミラーゼは30~60℃の間で作用し、50~60℃付近でより活発になるのでこの温度をキープすると甘みが増します。

茹でたり蒸したりするとこの温度帯をゆっくり通過しますが、茹でると茹で汁にうまみや栄養が流失してしまうため蒸す調理方法がおすすめです。

 

また、蒸すことで煮崩れの心配もなくきれいに仕上がるという利点があります。

給食室ではホワイトソースを作った最後に仕上げに蒸したかぼちゃを入れています。

給食室の秘密兵器の1つであるスチームコンベクションを活用して、秋においしいかぼちゃをさらにおいしくして届けています!

写真は4年生の教室でかぼちゃグラタンの追加タイム。大人気でした!