今日の給食は「ハヤシライス(麦ごはん)、ピクルス、牛乳」

「マッシュルームについて知る」献立です。

 

きのこは食感や香り、見た目から苦手だと感じる子も多く、きのこが入るといつも食べているメニューでもなかなか進まないこともありますよね。

今日はマッシュルームの「うまみ」に焦点を当てて話しました。

 

「うま味」と呼ばれる味には、グルタミン酸、イノシン酸、グアニル酸という成分が関係しています。

グルタミン酸は、昆布、玉ねぎ、アスパラガス、トマトなどの野菜類を中心した食品や、チーズ、みそ、しょうゆなどの発酵食品に多く含まれます。

イノシン酸は、肉類(牛・豚・鶏など)、カツオ、かつお節などの動物性食品に多く含まれています。

グアニル酸は、干し椎茸、乾燥ポルチーニなど、きのこ類を乾燥したものに非常に多く、マッシュルームにも少量含まれていますが、加熱することでこのグアニル酸が増加するようです。

このうま味成分は単独ではなく、複数組み合わせることでうまみを増強させる効果があります。(うま味の相乗効果)

 

今日のハヤシライスにはトマト(ケチャップ)や玉ねぎ、豚肉、マッシュルームという、うま味が合わさっているよ、と伝えています。

また、きのこは今は苦手でも体とともに舌も成長し、おいしく感じることができるため少しづつ挑戦していこう、という話もしました。

今日は3年生のクラスにお邪魔しました。目が合うとグッドの指をしておいしい!と教えてくれます。