モミジアオイ
モミジアオイ
アオイ科
撮影 2000.8.9 高津区久地 486 付近で
解説
花の直径がとても大きく、そしてこのバラ色がたいへん目立ちますから、遠くからでもすぐに見つかりました。たまたまこの家のご主人が、庭の手入れをしていました。この花を撮らせてくださいとお願いし、ついでに花の名を聞きました。親切なご主人は「この花を枝ごと折ってお持ち帰りください。すぐつきますよ」といってくれました。うれしくていただいて帰ろうかと思いましたが、自宅の庭にはそのような余裕がなく、ていねいに断って帰りました。花を撮っていると親切な人に出会うことが多く、うれしい思いをすることが多くあります。
さてこの花の高さは2�。ほど、葉は互生で、モミジのように深く裂けています。そこからこの名前がついたのだそうですが、花も大きく直径が15cmほどで、五つに大きく割れ根元はくっついています。左下の写真のように雄しべはたくさんあり、雌しべの先(柱頭:チュウトウと読みます)も五つに割れています。
北アメリカが原産で、明治の初め頃、渡来しました。花の色はこの他に白色もあるそうです。
撮影 2000.8.9 高津区久地 486 付近で
登録日: 2021年4月8日 /
更新日: 2021年4月8日