モッコウバラ 別名:キモッコウバラ

バラ科

撮影 2000.5.1 高津区溝口 2-28付近で

解説

  観察メモをもとに、いろいろな資料を調べてみるが、なかなか正体を現してくれませんでした。ある日の朝、他の花に水をやっていたそこの家の奥さんに、思い切って声をかけてみました。そこで親切に教えてもらったのがこの花でした。花が黄色なので、キモッコウバラともいうと奥さんに教えてもらいました。たいへんうれしかったことを覚えています。
 中国が原産地で、日本には江戸時代の中頃に渡ってきたもののようです。つる状になり、この木の場合はきれいに刈り込んであって、高さが1�。半ほどでした。つる性でバラの仲間ですが、トゲはありません。花はこのようにたくさん集まって咲きますが、八重咲きで、雄しべは花びらになってしまっているので、種はできないそうです。白色のものもありますが、白色のものはよい香りを出すそうです。

   

撮影 2000.5.1 高津区溝口 2-28付近で