マンリョウ(万両)の果実 

ヤブコウジ科

撮影 2000.12.12 高津区溝口3−15付近で

解説

 初冬の街角で、花がめっきり少なくなって寂しいという気持ちを持ち始めた頃、この赤い実は、何ともいえぬ力強さでアッピールしてきます。実の直径は1センチメートルにも足りませんが、この赤い色と実の集団でアッピールの強さが違うようです。
 関東から西の山野に自生(じせい:人が栽培したものではない。)するそうですが、普通は観賞用に栽培されています。この赤い実とよく似た実にセンリョウがありますが、ぜひ後でどこが違うか比べてみてください。この写真の場合、背の高さは50センチメートルくらい、実の直径は6〜7mm花は、夏に咲くと資料にはありましたが、そのときは花を見つけられませんでした。次はぜひ花も写したいと思っています。雄しべは5本、花びらは白色で根元がくっついている合弁ですが、5個に割れています。

   

撮影 2000.12.12 高津区溝口3−15付近で