マユミの果実 別名:ミヤマニシキギ

ニシキギ科

撮影 2001.11.13 高津区久地 67 付近で

解説

 この赤い果実が目についたので、写真を撮ることが出来ました。なんべんもこの辺りは歩いたのですが、花は、見つけられませんでした。花は初夏、5〜6月頃に黄緑色の4枚の花びらを開くのだそうですが、地味な花なのでしょうね。でももっと注意していれば花も発見できたのかもしれません。私の注意がまだまだ足りなかった証拠です。ごらんのように果実は、四角形をしています。大きさは一cmほど、四つに割れて、中から真っ赤な色を付けた種子が顔を出します。この種子はツヤがあり、光って見えますね。オスの株とメスの株があり、このように果実が付いているのは、もちろんメスの株です。この場所は、比較的家がありませんが、溝口の町の真ん中にもこの木があり、美しい果実をつけていました。12月の暮れ近くになってもまだ付いていましたので、ぜひ見つけてください。日本全国の山野に普通にあるのだそうですが、果実が美しいので、庭などに植えられているのでしょう。落葉低木で、5メートルほどになるそうですが、この場合は3メートルほどでした。 

   

撮影 2001.11.13 高津区久地 67 付近で