マツバボタン 別名:ホロビンソウ

スベリヒユ科

撮影 2000.7.27高津区溝口3−17−23付近で

解説

 アルゼンチン・ブラジルなどが原産の一年草です。日本には、江戸時代の終わり頃に渡来したそうです。今では多くの家で鉢やプランターなどで観賞用に栽培しています。写真のように色はたくさんあります。一重のものや八重のものもあります。左下の写真、花の中央をよく見てください。黄色い雄しべのヤクのほかに、たこの足が開いているように見えるものがあります。これが雌しべの柱頭(チュウトウと読み、雌しべの一部分です)で、5〜9本そりかえってつくのだそうです。雄しべは多数あります。
 このはなは、本来は半日しか咲かなかったのだそうですが、日本で改良されて朝開くと夕刻方まで咲いているようになったのだそうです。葉っぱが松の葉に似ていること、花がボタンに似ていることからこの名がついたのだそうです。写真をよく見ていると、改良されたと思われることがたくさん見えてきます。人の欲望って、なんだか恐ろしいような気もいたしますがどうでしょうか。

   

撮影 2000.7.27高津区溝口3−17−23付近で