マツバギク 

ツルナ科

撮影 2000.5.24 高津区久地 362 付近で

解説

 花を見るとキクのようであり、葉を見るとマツの葉のようである。こんなところから、この名がついたようです。が、実際はキクの仲間でもないし、ましてや松の仲間でもないのです。
 資料によると、明治のはじめ頃、観賞用として日本に入ってきて、盆栽として植えられたり、石垣などに植えられたりしてきました。この花も石垣として塀の外に飾りとして植えられていて、たいへんにぎやかで美しく見えました。
 日が当たるとよく開き、ご覧のようにほそい花びらがたくさん、めいっぱいに開きます。雄しべもたくさんついていて、ルーペでは数えられないほどでした。雌しべの先は5個に割れ、花粉を受けやすくしているようでした。

   

撮影 2000.5.24 高津区久地 362 付近で