ネジバナ 別名:モジズリ

ラン科

撮影 2001.6.26 総合教育センター 駐車場付近で

解説

 この花を探していて、あちこち気をつけていたのですが、見つけられないでいました。ところが、センターに勤めている人が、こんな花がここに咲いているよと教えてくれたのです。とても有り難いことでしたし、親切さに感動しました。。それがこの花で、一番身近な所に咲いていたのです。これが本当の『灯台もと暗し』とでもいうのでしょうか。この話はじつは、一年前の話なのです。せっかく見つけたのですが、花は、虫にでもやられたのか、上半分がなく、しかももう花の時期が過ぎていて、色もあせていました。そこで一年待って撮ったのがこの写真です。たしかに多年草であることが分かりました。
 この花は、ランの仲間(ラン科)ですが、左下の写真で桃紅色のかれんな花で、花びらのようなものが分かります。本来は花被(カヒと読みます)というのが正しいそうですが、ランの仲間ではその花被に名前がついています。
上の方から背がく片が1枚、側花弁が2枚、側がく片が2枚、そして一番下に白く見える唇弁(シンベンと読みます)が一枚、合計6枚で構成されています。もちろん根元の方ではくっつきあっています。花はこのようにねじれてつき、そのことからこの名前が生まれたようです。

   

撮影 2000.6.26 総合教育センター 駐車場付近で