ニワウメ 別名:コウメ

バラ科

撮影 2002.3.13 高津区久地 8 付近で

解説

 中国原産の落葉低木だそうです。木の高さは、2�。ほどでしょうか。まだ葉が出ないうちに、このように花をびっしり付けました。日本には古くから渡ってきて、観賞用として庭に植えられ、この名前の由来となったようです。
 ご覧のように地面からたくさんの枝が茂り、あわい紅白色で、花の直径は、1.3cmほどです。花びらは(正式には花弁:カベンといいます)は5枚、先に黄色の葯(ヤクといい、花粉を入れる袋です)を付けたたくさんの雄しべ、真ん中に緑色の子房(シボウ読み、ここに果実や種が出来ます)が見え、そこから花柱(カチュウと読みます)がのびているのがお分かりでしょうか。
 やがて、1cmほどの球形で光沢のある赤い果実が熟します。生で食べることが出来、漢方薬になるそうです。それにしても美しい花ですね。 

   

撮影 2002.3.13 高津区久地 8 付近で