ニチニチソウ 別名:ニチニチカ

キョウチクトウ科

撮影 2000.7.27高津区溝口3−17−23付近で

解説

 夏によく見かける園芸種です。西インドが原産の一年草で、この場合も道路にプランターで植えてありました。高さは40cmほどもあり、葉は、向かいあってつく対生(タイセイと読みます)です。花の色はたくさんあるようですが、花びらの根元はくっつきあっている合弁花で、先の方は五つに割れて平に開きます。直径は3cmほど、雄しべは5本、雌しべは1、それぞれ花びらの筒のようになったところに隠れています。
 各写真の花びらを見てください。五つに割れていますが、その一枚一枚がぐるぐると回りあって、重なり合っているように見えませんか。資料をよく読んでみると、そんなことまで書いてあるのです。学者の方々の観察はさすがに細かいと感心しました。

   

撮影 2000.7.27高津区溝口3−17−23付近で