【4年5年6年生】ようこそ先輩!
本校のご出身である成田真由美さんに来校していただき、4年5年6年生の子供たちにお話をしていただきました。みなさんご存知のように、成田さんはパラリンピックに出場して、多くのメダルを獲得した方です。当日はお一人で車を運転されて颯爽と来校されました。色々な困難に負けずに高い目標を持ち続け、実現していくことは本当に難しいことです。けれども、成田さんは、車椅子生活で感じていることをいきいきと語ってくださり、その前向きでパワフルな様子に、一気に引き込まれてしまいました。「生きていくということは色々な波があって当たり前、でも夢や目標に向かって、一つ二つの失敗を恐れず前へ進もう」「心・気持ちのバリアフリーとは?」「足が動かないなら心を動かそう」という、実体験にもとづいたお話はとても興味深かったです。また、ライバルの存在や周りのサポートがあってこそ、ここまで頑張ってこられた・・・と、やはり、つながることの大事さをお話されていました。今も、毎日、新鮮な気持ちで泳いでいらっしゃるそうです。
また、本物のメダルを見せてくださいました。金メダル・銀メダルは振ってみると音が鳴り、その音の違いで種類を区別するそうです。子どもたち全員が実際に見て触って確かめる機会をいただき、おっかなびっくり手を出していました。
今回、ご自宅で、お姉様とお二人で校歌を歌ってくださったそうで、本校の子供たちが校歌を披露した際、「みんなと一緒に校歌が歌えたわ~」と嬉しそうに話されたのが印象的でした。会場には、この講演会の実現にご尽力くださった本校卒業生で、本校で教鞭もおとりになった大先輩がいらしていたのですが、やはり現代の子供たちとご一緒に校歌を歌っていらっしゃいました。校歌って同じ学校で学んだ証として、世代を超えてつながっていくものなのですね。11月の式典でも来賓の中に何人も卒業生がいらっしゃいます。同じ校歌でつながれるといいな~と思います。