バルーンリリースでつながった栃木県の上高根沢小学校の6年生が、生田小学校の6年生が栃木県の日光市へ修学旅行へ行くことを知って、「自分たちの栃木県へようこそ」と日光や栃木県についてのパンフレットを作り、それを校長先生が送ってくださいました。早速、6年生の事前学習に使わせていただきました。

   

  また、昭和10年代にご両親が生田小学校で教師として働いていたという方からも、バルーンリリースの報道をご覧になってお手紙をいただきました。今、子どもたち向けに150年の生田小学校の歴史をまとめているのですが、その際に参考にしている創立100周年記念誌「光はあつまる」の中に、その方のご両親らしい記述と写真が掲載されていました。お母様は袴をはいて授業をなさっていたようです。この頃の学校では、夏の水泳学習に「中野島のため池」と呼んでいた多摩川べりに行って泳いでいたそうです。歴史はつながっていることを、またしても実感しました。これも不思議なご縁です。とても嬉しくなりました。

 つながりを生かした学習は続きます。もう一つの埼玉県三輪野江小学校とも学習しようと計画を進めています。こうして遠方の方たちと気軽につながって授業を組もうという計画が立てられるのも、GIGAスクール構想が推進され、校内のネット環境が格段に進んだおかげです。

 さて、本校の6年生は、この時期の修学旅行は珍しいのですがいよいよ出発です。気をつけていってきます。