図工は、色々な方法で作品づくりをする教科です。作製途中を見るのも完成した作品を見るのも、とても楽しいです。その中でも、「版画」は文字通り上手い下手は関係なく、絵を描くのが苦手でも工作などが嫌いでも、もれなく味のある作品に仕上がります。

 2年生が紙版画に挑戦していました。自分の顔を大きく紙の版として作り、その後、インクをのせて印刷します。大きく描く感覚がもちにくい子もいて、絵を描くと小さくまとまってしまうこともあります。そこで、大きい版をテレビに写して、自分が考える以上に大きく大きく表現させるよう支援していました。また、分かりやすいように色画用紙を使い、目やほっぺた、口などを色別に作って配置しやすいよう工夫していました。できあがった作品は、刷る前の紙版も完成されていて、まさに「芸術は爆発だ!」と感じるパワーあふれるものとなっていました。