4月におこなった「バルーンリリース」の風船を拾って連絡をくださった方々の中に、同じ創立150周年を迎える小学校の皆さんからの返事がありました。そのうち、栃木県の高根沢町立上高根沢小学校のみなさんとは、6年生の日光修学旅行のときに交流をしたことは、以前ご紹介しました。その後、上高根沢小学校と埼玉県吉川市立三輪野江小学校とオンラインで交流しようと準備してきました。たまたま、両校の拾ってくれたのが5年生だったので、5年生同士で交流することになりました。当日は、生田小学校5年生83名、上高根沢小学校5年生8名、三輪野江小学校38名の子どもたちがオンラインでつながりました。

 

 全く異なる地域の5年生が、それぞれの学校や地域を紹介したり、クイズや質問をして、楽しみながら交流しました。学校によって全く違うところがあり面白かったです。三輪野江小学校は、おそろいの創立150周年記念Tシャツを着て参加してくれました。最初は5年2組と交流しました。学校からは富士山(これはいくた小学校からも見えます)やスカイツリーが見えること、先生は20人いること(生田小学校は『先生』は29人です)、得意な習字などを紹介してくれました。上高根沢小学校は、5年生全員で8人!(全校児童は79人だそうです)学校のビオトープには、ザリガニやホタルがいること、給食の人気メニューは揚げパンやクリスマスケーキだということ(いいな~の声多数でした)、そして、風船を拾ってくれた子による状況のドラマ仕立ての再現などを紹介してくれました。

 生田小学校の子供達は、リハーサルを兼ねた練習時には、とても緊張していましたが、本番は、大いに楽しんでいる様子が伺えました。当日、取材も受けましたので、後日その様子をご覧いただけると思います。交流会当日までには、子どもたちの頑張りはもちろんのこと、各校の担任たちの入念な準備(リモートで会議もしていました)がありました。また、オンライン学習の実現のために、校内の教員や川崎市教育委員会も力添えしてくれました。関係してくださった皆様、貴重な学習の機会を本当にありがとうございました。