4年生は、総合の学習で「福祉」について学んでいます。いろいろなゲストティーチャーをお呼びして体験をしながら学習を進めています。その学習の中で「認知症サポーター」養成講座を行いました。

 認知症は、さまざまな原因で脳に障害が起こり、日常生活に支障がでてしまう病気です。85歳以上は4人に一人が発症するとも言われています。厚生労働省は、認知症に対する正しい知識と理解をもち、地域の中で認知症の人やその家族に対してできる範囲で手助けする「認知症サポーター」を全国で養成し、認知症高齢者等にやさしい地域づくりに取り組んでいます。

 川崎市では、子どもたちにまず正しい知識をもってもらい、地域社会で生きる住民として困っている人がいたら自分でできる範囲で何か行動できるように、行動できなくても「知っている」ことで、温かく落ち着いて見守ることができるようになって欲しいと言う願いから、小学生向けの講習会をおこなっています。生田小学校では4年生が、福祉学習の一環として毎年受講しています。