ありがとうの花
教室を回っていると、子供たちから声をかけられます。今日も、学級お楽しみ会でゲームを楽しんでいた6年生から「校長先生、どうぞ」と誘われて、的あてゲームをお試しさせてもらいました。なかなかに難しくて的には全然当たりませんでした。子供たちは上手で、景品の手描きのイラストをゲットしてた様子でした。また、別の日には、3年生から手描きのイラストをもらいました。ふと見ると「150周年ありがとう」と書かれていました。3年生は式典で「ありがとうの花」という曲を歌ってお世話になっている方々にお礼の気持を伝えていました。その時のことを思い出して、あたたかい気持ちになりました。
ありがとうは「有り難し」からきているようで、めったにないことや貴重なことを表していたのが、めったにないことがあった時に感謝を伝える言葉となったようです。ありがとうの反対は、「あたりまえ」だそうです。普段の生活で当たり前と思っていることは、実は誰かの努力や思いやりで成り立っていることがあります。朝ごはんが食べられて当たり前、学校に安全に来られて当たり前、勉強を教えてくれて当たり前、優しくしてもらって当たり前・・・と思っていることも多いですね。今朝の朝会では、この「ありがとう」の話をして、わたしからも子供たちに「ありがとう」を伝えました。一緒に活動してくれて「ありがとう」元気に学校へ来てくれて「ありがとう」
誰かと合ったり家族と過ごしたりすることの多い冬休みは、「あたりまえ」を見直して、「ありがとうの花」を咲かせられるといいなと思います。
それでは、良いお年を!
登録日: 2023年12月22日 /
更新日: 2023年12月22日