【4年生】芸術は爆発だ!2
前記事でご紹介した通り、版画は図工が苦手な子供たちでも興味をもって作品作りが楽しめて出来栄えも満足行くことが多いので、指導していて楽しい学習です。高学年になると木版画となり、彫刻刀で版木を彫って作ります。昔は、多くの子が筆箱に折りたたみ式のナイフを入れていて、学校でも自分で鉛筆を削っていました。(古いですね)今の子供達の多くは、刀で木を削るという経験があまりありません。そこで、版木を彫る前に、安全な彫刻刀の扱い方から学習します。その後、彫刻刀の種類による掘り方の違いや、白と黒の2色で表現することが多いので、色使いが彫る場所に直結するという特別な要素を学習します。紙版画と同じに、下絵は大きく大きく表現します。あまり小さいと彫ることが難しくなってしまいます。時には拡大コピーという文明の利器も使い、見本の作品を見たり実際に試したりして彫り進めるので、時間がたくさんかかります。
こうして苦労しながら仕上げた4年生の作品が飾られていたのでご紹介します
登録日: 2024年3月8日 /
更新日: 2024年3月8日