開かれた学校づくりのために、地域の皆さまや保護者代表、教職員と子どもたちが一緒に生田小学校の教育活動について話し合い、教育方針に活かしていくことを目標として「学校教育推進会議」を年2回開いています。年度末には、今年1年間のまとめをします。

 まず、4年生から6年生までの各クラス代表と、学校代表として計画委員会の子どもたちが、振り返りを報告しました。どのクラスからも「新しいことに挑戦したり、友達と協力したりできた」という前向きな報告がなされました。今年一年間、生田小学校を引っ張ってきた6年生からは、「リーダーシップを発揮できた。声をかけ合い低学年に優しくできた。行事などで心を一つに頑張れた」などの意見が出されました。

 

 推進委員の皆様からは、「150周年記念事業が素晴らしかった。子どもたち中心の取組で、生き生きとした様子が見られた。」「子どもの学校が好きという気持ちが感じられた。」「30人40人がまとまるというのは、大人でも難しい。お互いの個性を認め合う活動をしてほしい。」「子どもたちが意見を発信するには、自信をもつことが必要。自信が持てるように頑張って欲しい。」といったご意見をいただきました。

 どんなときに「学校のどんなところが好き?」という問いに、その場にいた子どもたちは「授業がわかりやすい」「友だちと遊べる」「図書室でたくさん本が読める」「行事がたくさんある」「友達と別々のことを調べ、あとで発表し合うのが好き」といった意見が矢継ぎ早に出されました。こうした「学校が好き」というシンプルで真っ直ぐな想いがもてるよう努力を続けていかなくては・・・と身の引き締まる思いがしました。

 会議に先立って、推進委員の皆様には授業も参観していただき、子どもたちの様子を直接ご覧いただきました。各クラスでの様々なツールを利用した学びの様子や、ニーズに合わせて様々な場所を使った様子、、担任以外の先生から支援を受ける様子などをご覧いただきました。こうした学校の個別最適な学びへの取組の一端を評価していただきました。