今日の給食は「ビビンバ(麦ごはん)、わかめとコーンのスープ、牛乳」

「片栗粉(かたくりこ)について知る」献立です。

 

 

片栗粉は料理に使う白い粉のことです。

もともとはカタクリという植物から製造していましたが、現在は馬鈴薯(じゃがいものことです)を原料とした商品が主流となっています。

 

とり肉のから揚げやちくわのかば焼きで衣として使ったり、スープなどのとろみをつけたり、つなぎなどに使います。

片栗粉は保水性を持つため、つなぎや揚げ物で使用すると、食材の水分を抱え込んでジューシーさが保たれます。

また、スープなどのとろみで使用した場合には、汁の保温性が高くなるだけでなく、嚥下のしやすさが向上します。(とろみが付くことで飲みこみやすくなる)

スープに使う際は、使う少し前に同量の水で溶いて膨潤(粉の隅々まで水を吸わせておく)させることで舌触りがよくなります。

 

給食では様々な献立で大活躍する名脇役です!

これから寒くなっていく季節には片栗粉でとろんととろみを付けた熱々のスープが人気です。(特に高学年)