ユキヤナギ・フジノピンク 

バラ科

撮影 2002.3.6 多摩区堰 1−22−384 付近で

解説

 久しぶりでこの辺りを歩きました。ここは高津区と多摩区の境目で、多摩川はすぐそこです。天気が良かったので、河原を歩いて春を実感してみようなんて思っていました。河原に出ようとするあたりで、ピンク色のこの花に出会いました。もう春を満喫しているようでした。右下の写真で、奥の方に黄色く見える花は、ギンヨウアカシア(マメ科)で、同じ3月のページにあります。どうぞのぞいてみてください。
 この花は、もちろん園芸種です。上の写真に見られように、この花には花の名前を書いた札がはってありました。そこには「ももいろ雪柳」と書いてありました。なるほどと思い、なっとくできました。花が本当にもも色なんですね。つぼみはもっと色が濃く、はなれて見ると全体がピンク色に見えます。資料を調べてみました。残念ながら「ももいろ雪柳」という名前には、お目にかかることは出来ませんでしたが、ユキヤナギのたくさんある園芸種の中で、つぼみが濃いピンク色で、これまでになかったこのような色が生まれたのがこのユキヤナギ・フジノピンクと出ていました。名札を付けてくれた方に申し訳ないのですが、花の呼び方はいろいろあるようで、たいへん困るのですが、資料を尊重しようと思っています。この花には何にも関係ないことなのですが・・・それにしてもとてもきれいですね。

   

撮影 2002.3.6 多摩区堰 1−22−384 付近で