ヤエヤマブキ 

バラ科

撮影 2002.4.3 高津区溝口 3−17−5 付近で

解説

 ヤマブキの八重咲きの園芸種です。日本では古くから庭などに植えられていて、ヤマブキの花が終わったあとに咲き始め、このように美しい色合いを楽しませてくれます。「七重八重 花は咲けども 山吹の 実の一つだに なきぞ悲しき」とうたった江戸城をつくった”太田道灌”のうたに出てくるヤマブキは、この花のことです。左下の写真のように、雄しべは見当たりません。花弁(カベンと読み、花びらのことです)に変わってしまったのです。雌しべも退化(タイカと読み、長い時間をかけて無くなってしまうことです)してしまったので、果実は出来ません。背の高さは、1.5〜2�。ほどになりますが、この場合は1.7�。ほどでした。同じ4月の目次にヤマブキがのっていますので、参考にして見たください。それにしても清楚で、きれいですね。  

   

撮影 2002.4.3 高津区溝口 3−17−5 付近で