ヤツブサ 別名:テンジクマモリ、テンジョウマモリ、

ナス科

撮影 2000.12.8 高津区溝口 5−24 付近で

解説

 シシトウとかシシトウガラシといえば、ああ あれかとだれでもが見当がつくと思うのですが、ヤツブサといってもすぐにはピンときません。多分ヤツブサといえばだれでもがピンとくる地方があるのかもしれません。しかしよく調べてみるとシシトウガラシは別の種類で、ピーマンが獅子の頭のような形をしているので、ピーマンをシシトウと呼ぶようです。やはり調べるということは大事なことです。
 さてこの写真をよく見てください。なにか気が付きませんか。そうなんです。赤いトウガラシの部分が全て上を向いているのです。おもしろいですね。ヤツブサというのはこの赤いトウガラシが八個(やっつ)つくということかもしれません。
 この種類もナスの仲間ですが、ナスの仲間(ナス科という)には、トマトやジャガイモ、たばこ、ホオズキ等があります。どの仲間も花がたいへんよく似ているのでわりあい見分けやすいようです。

   

撮影 2000.12.8 高津区溝口 5丁目24付近で