新時代に向かって 仲間とつなごう 笑顔のバトン

5月30日(金)

5月の最終日。あいにくの雨模様。

1年生の教室では、5月のお誕生日の1年生が3年生からお祝いのペンダントをプレゼントしてもらっていました。

 

「おめでとうございます」と3年生が言うと「ありがとうございます」ときちんとお礼の気持ちを伝えることができていた1年生。

コロコロコロガーレ

4年生は図工室でビー玉を転がして楽しく遊ぶ「コロコロガーレ」の作品づくり。

 

コースに仕掛けをつくったり、コースとコースのつなぎ方を考えたりしながら、繰り返しビー玉を転がして、ビー玉が面白く動くよう工夫していました。

南原クエスト

英語の”Quest”は「中世の騎士が聖杯を求めて旅に出るような、大きな目標に向かって進む挑戦的な道のり」を指す言葉。

3年生の総合的な学習はドラゴンクエストならぬ「南原クエスト」。

 

南原のまちをタカラを求めて冒険するイメージなのかしら。今日は、みなみはらのタカラを求めて「聞き込み(インタビュー)」の練習をしていました。この週末、もしかしたら3年生にタカラの在処を尋ねられるかもしれません。
皆様、よい週末をお過ごしください。

5月29日(木)

気温の上昇とともに植物がぐんぐん伸びる頃。5月もあと2日。

 

川崎市内めぐり

3年生はバスに乗って南東方向に向かって川崎市内見学に出かけました。

  

ミューザ→川崎駅→アゼリア→銀柳街。人混みの中をささっと他の方の迷惑にならないように気を配りながら、通路の端を通って見学する子どもたち。

 

川崎市役所新庁舎25階展望ロビー・スカイデッキからぐるりと見渡す「川崎市のまち」。改めて川崎市は、人口160万人の大都市なのだなあと感じます。

 

道路を通る車の種類や交通量も今日の校外学習の視点の1つ。今日は折に触れて「1分間に何台、どんな車が通るのか」をチェック。続いて、海底トンネルを通って「かわさきマリエン」へ。シアターでは「川崎港は世界とつながっている」ということを解説していました。

 

かわさきマリエンの10階の展望室から見えたものは…人工運河・工場や冷蔵冷凍倉庫群、火を吹いている煙突・飛行機が離発着する羽田空港・遠くに見えるスカイツリー…「外国に売られるためにを並んでいる車はおもちゃみたいで、かわいいね」

 

マリエンの中公園でお弁当を食べた後は、東扇島東公園へ。すぐそばの羽田空港で飛行機が離発着したり、船舶が通り過ぎたりしていることを感じながら、人工浜(かわさきの浜)を散策。転がっている石の横にはカニがいたり、貝殻だと思っていたら動き出す生きている貝を見つけて驚いたりしていました。

「川崎市」といっても、高津区南原のまちとは全く違う様子を見てきた子どもたち。

お天気にも恵まれ、子どもたちの「わたしたちのまち川崎」のイメージを広げることができる絶好の機会になりました。

5月28日(水)

東高根遺跡特別授業

今日は、6年生が川崎市教育委員会文化財課の方に、現地で特別授業をしていただきました。

 

県営住宅を建設しようとしたところ、ここに遺跡があることが分かり、遺跡保存を願う多くの市民働きかけがあって、県立公園になったそうです。

この高台は豊かな水があり人々が住むのに格好の場所で、大きなムラがあったとのこと。今日の子どもたちは古代芝生広場で、遺跡の発掘調査で掘った溝(トレンチ)や竪穴式住居の様子を描いたシートをお借りして、実際の風景に重ねて、当時の様子をイメージさせていただきました。

 

今もこの広場の芝生の下には、住居の跡や土器の欠片がそっくりそのまま残っていることを想像して不思議な気持ちになったり、本物の土器の欠片を拾って喜んだりしでいました。

  

加えて、現在も公園の維持保全のために、指定管理者がペットボトルのトラップを仕掛けて木の害虫対策をしたり、大樹の幹に色リボンを巻いて番号で管理したりしていることなども教えていただきました。

  

よく知っている東高根森林公園が特別な場所に思えてきた子どもたち。「ね、新しいことを知ると、見え方が変わってくるでしょう。学ぶってそういうことですよ」「みんなにとって行き慣れている大切な場所が、昔の人にとっても大切な場所だったんだね、そしてこれからもすっと大切にしてもらえるよう、多くの人の力で維持している。このことをぜひ地域に発信してくださいね」という講師の先生からのメッセージもありました。

 

他にも、火起こし体験や、本物の土器に触れ模様のフロッタージュ(こすりだし)体験もさせていただきました。

南原小学校も上作延南原遺跡の上に建設されました。今日は学校がある場所から発掘された「イノシシやウサギなどを仕留める落とし穴の仕掛けの跡」「石を温めてバーベキューをした跡」の写真も見せていただき、太古の昔に想いを馳せることができた貴重な時間になりました。

【追記】

教室に戻ってきた子どもたちの感想スプレットシートから一部抜粋

「普通の木がたくさんある公園としか思っていなかったれど、たくさんの歴史があって、昔も今も人々の居場所だったんだなと思いました。土器っぽいものがたくさんあって改めてすごい場所だなと思いました」

「やっぱりこのまちの魅力は遺跡なんじゃないかなと思った」

5月27日(火)

今朝の保健室前の保健委員会からみんなへのメッセージ↓

緑の募金

自然委員会の「緑の募金」が始まっています。校内の募金総額の1割は学校に還元されるので、毎年その費用でイベント広場の花苗等を購入しています。

 

さらに昨年度は、この「緑の募金」に取り組んでいる神奈川県下の学校の中から「指定校緑化推進校」に選ばれたので、いただいた20万円で南庭に果樹や本校シンボルツリーの「赤松」の植栽ができました。(学校のあゆみ

 

今年度の「緑の募金」期間は、昨日、今日と木曜日(28日)・金曜日(29日)だそうです。

拡大要請訪問

川崎市総合教育センターカリキュラムセンターに依頼して、全教員・全クラスの子どもたちの授業公開をもとに授業改善に向けた研修の機会をもちました。

 

各教科領域の担当指導主事に、それぞれの良い点を価値付けていただくと共に…

 

時代が求めている授業に向けて具体的なご指導をいただきました。

   

今年度から運動会が秋開催になったので、行事等に追われることなく、これまで以上にどっしりと腰を据えて、1年間の前半は学級づくり・授業づくりに力をいれることができています。

個別指導を受けながら、大きく頷いてメモをとっている姿や「年度のまだ始めのこの時期にこの話をきいて良かった、次からはそうしてみたい」というような声が聞こえました。素直で伸びやかな南原の子どもたちはもちろんのこと、子どもたちと共に授業を創る先生たちも「子どもたちの一人一人が主役となるような授業」を目指して、自ら成長していこうとしています。

5月26日(月)

アサガオのまびき

土曜日の雨をたっぷり吸収し、日曜日の陽射しをたっぷり浴びたせいか、月曜日の朝の1年生のアサガオの鉢は葉でもりもりしていました。

さっそく、2年生に教えてもらった通り、まびきをしていた1年生。

 

大きく育ちそうな芽を選んでもっと大きく育つように整えていました。

歌声

今朝は川崎市教育委員会高津区・教育担当の方々が、年度始めの子どもたちの様子を見にいらっしゃいました。

 

音楽室で授業をしている3年生の様子を参観されて「みんな、大きな口を開けてよく歌っているね」「音楽の先生は、声楽が専門の先生かな。指導されるたびに子どもたちの歌声が変わって美しくなっていきますね」と褒めてくださいました。

地面を流れる水のゆくえ

理科室では4年生が、粒の大きさと水の浸みこみ方の違いを調べるために粒の観察をしていました。

 

子どもたちの様子をご覧になった川崎市教育委員会高津区・教育担当の方々が、「こうやって、伸び伸びと毎日穏やかに和やかに生活できているって幸せですね」と微笑んでいらっしゃいました。

まちたんけん

(3年生が音楽の授業をしている頃)2年生はまちたんけんに出かけていました。

 

「いつも公園に行っている道、その道のとちゅうには何もないと思っていたけれど、こども110番がこんなにあるんだ」と新たなことに気づいたり、カレーの香りが漂ってくるのでそのことについて話したりしていました。今回も、前回とは別の『まちのステキ』を見つけられようです」と職員室に戻ってきた先生が話していました。

【追記】(5月27日)

翌日、さっそく一人一人が見つけた「まちのステキ」「もっとしりたいこと」を友達と相談しながら集めていました。

 

子どもたちのワクワクする気持ちが広がっているのが嬉しいですね。

スケッチ

(2年生がまちたんけんをしている頃)5年生も東高根森林公園にスケッチに出かけました。学区に隣接するこの公園は、みんなで何度も出かけている身近な場所です。

「緑に包まれながら、それぞれが自分で選んだの場所で自分の世界に入り込んでいる姿は、なかなか良いものだなと思いました」と職員室に戻ってきた先生が話していました。

 

戻ってきた子どもたちにも感想を尋ねると「緑っていっても、色々な緑があるからどこにしようか、すごく迷っちゃった」「緑って、本当にきれいだなと思った」と答えていました。

今日が個人面談の最終日でした。保護者の皆様、これからもよろしくお願いいたします。

5月23日(金)

共生社会をめざして

4年生の総合的な学習の時間の大きなテーマは福祉(共生社会をめざす取組)。

 

スペシャルオリンピックス日本(SON)は、障害のある人もない人もスポーツを通じて気持ちを分かち合い理解を深めていく共生社会の実現を目指す活動をされています。今日は講師の先生にお話を伺ったり活動の様子を見せていただきました。集中してお話を聞き入っていた子どもたち。

子どもたちが自分たち発信のアクションにつなげるために今は視野を広げている段階です。楽しみながら「やりたい」「やれそう」の芽を育んでいます。

心に残る風景

6年生の水彩画。彩色に入りました。

 

このまちのあの風景を、この角度から切り取って…一人一人の思い入れが画面に表現されつつあります。「才能あり」「凡人」「才能なし」と評定するあの人気TV番組で、タレントさんが丁寧に丁寧に根気よく描いている姿に自分を重ねている子もいるのではと思います。

個人面談は残すところ1日。よろしくお願いいたします。

5月22日(木)

一緒に遊ぼう

朝から賑やかな声が体育館から聞こえてきたのでのぞいてみると、3年生が2年生を誘って一緒に遊んでいました。

 

伸び伸び踊りまくったり、ゲームをしたり…盛り上がっていました。

前に立って指示をしていたのは3年生の担当の子。テキパキと全体に指示していて、さすがフロアリーダー、しっかりしています。

学校運営協議会(コミュニティ・スクール)

「地域とともに歩む学校」を目指すための要となる学校運営協議会を開催しました。「みんなで創る みんなの学校 南原小学校」の具現化を図ります。子どもたちの各委員会委員長が代表として参加し、子どもたちの想いや考えを共有していただいたのち、授業参観をしていただきました。

 

その後、活発なご協議をいただき、大変有意義な会になりました。

学校教職員・子どもたちだけでなく、まち(地域)の力をお借りして「みなみはらならでは」の教育をさらに大きく発展させていきたいと思います。

個人面談は来週月曜日まで。保護者の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

5月21日(水)

租税教室

6年生は川崎北税務署のご協力のもと、税理士さんを講師としてお招きして「租税教室」を行いました。

 

「子どもの教育にかかる税金は1ヶ月あたり約8万円。年間だと一人あたり96万円。高校卒業までに一人当たり1200万円が税金から支出されているのですよ」「税金の使い方は、選挙によって選出された議員さんが議会で話し合って決めるのですから、選挙で誰に投票するのかは責任があります」とのお話もありました。

 

最後に1億円の札束の見本を持たせてもらって、その重みを実感させていただきました。6年生たちは、6年後には選挙権をもつことになるのですね。

来週、月曜日まで個人面談週間。どうぞよろしくお願いいたします。

5月20日(火)

まちたんけん

2年生は「たんけんたい」となって、まちの「すてき」を見つけるために出発!…今日は陽射しが強いので町並みも緑もくっきり輝いています。

 

今日は「しばられ松」方面。史跡「しばられ松」の前では、「しばられ松」の民話の手作り紙芝居をしていただきました。

 

「へえ、この公園、初めてきたよ」「この階段、初めて通った」…教室を飛び出して「南原のまち」を学びの場にするのは楽しいね。

「第1回まちたんけん」では、「わくわく・どきどき」するものをいくつ見つけられたかな。

今週と来週月曜までの5日間は個人面談週間になっています。どうぞよろしくお願いいたします。

 

5月19日(月)

新しい1週間が始まりました。

クッキング はじめの一歩

5年生が家庭科室で「ゆでいも」の調理。

 

どの子も丁寧に皮をむき、大きさを切りそろえてゆでていました。

 

Uberさながらに届けてくれた「ゆでいも」にはお皿の横にお好みで塩と胡椒がつけられるようになっており、程よい茹で加減に仕上がっていました。

「自然教室のカレーライスもバッチリですね」と言うと「本当に自然教室、楽しみでたまらない」という返事が返ってきました。自然教室は7月です。

まちはどもだち!

3年生は、今年度から「総合的な学習の時間」の学習を始まりました。

 

今日はデジタル「まちはともだち!」をきっかけに、まちのはてな(問い)を見つける活動をしていました。

このまちは、現在バス通りになっている川沿いのあたりからどんどん住宅が増えていき、丘の上へと住宅が立ち並ぶようになったのですね。

 

色々な人と出逢いながら、改めて「このまちの魅力」や「このまちならではのモノ・ひと・こと」を見つめることができたら素敵ですね。

パワフルでアクティブな3年生たち。探究活動のこれからが楽しみです。

【追記】

少し前のことになりますが、3年生のお誕生日係さんが1年生の教室を訪れて、4月生まれの子にお祝いメダルをプレゼントしていました。

 

1年生はこれから「かかりかつどう」を始める段階。3年生の自主的で楽しい活動の姿に触れて、よりイメージしやすくなるだろうと思います。

タンタンタンタン

1年生の音楽は「はくにのってリズムをうとう」。

 

この学習は2年生「はくのまとまりをかんじとろう」→3年生「4拍子にのってリズムを感じとろう」と発展していくとのこと。

自分が小学生だった時は、ただ歌ったり、楽器を演奏したり…かと思っていたのですが段階を踏んだねらいがあったのだなと今になってわかります。今日は「さんぽ」の曲に合わせて、みんなで気持ちを揃え、そして元気にリズムを打っていました。

心肺蘇生法

放課後、プールサイドに集合して教職員での心肺蘇生法(AEDの使用法・人工呼吸と胸骨圧迫胸部の方法)研修を行いました。年に1度の確認です。

 

まもなく水泳学習が始まります。水泳学習に限らず様々な教育活動を展開している学校、事故なく安全にと思います。

日々のご家庭での健康観察もよろしくお願いいたします。

5月16日(金)

ふしぎなたまご

2年生の教室をのぞくと「見て!」と、前の時間に作っていた「ふしぎなたまご」を一斉に掲げて見せてくれました。今日はいよいよタマゴを割って…

 

何かが産まれます。「ふしぎなたまご」から産まれるのは、もちろん「ふしぎな何か」。

 

想像の翼を広げて描くことをねらった題材です。どの子も、ぐいぐい・のびのびとクレヨンで描いていました。

としょかんたんけん

1年生も図書館オリエンテーション。「はじめまして、図書司書さん・図書ボランティアさん。どうぞよろしくお願いします」

 

学校たんけんをして「一番いいな、すてきだな」と思った場所として図書室を選んだ子もたくさんいました。

 

「あ、この本読んでもらったことがある」…図書の貸出しの方法も教えていただきました。これからもたくさんの本に出会ってほしいと思います。

発芽実験

理科室では5年生が「植物の発芽と成長」の学習をしていました。

 

日光があるところで発芽したものは「これから畑に植え替える」と言っていました。日光がないところで発芽したものはヒョロヒョロの白い芽。「モヤシができたね」と言うと「え、これはつるなしインゲンです」ときっぱり答えて教えてくれるグループがありました。モヤシは、モヤシの種からできると思っているのかもしれないと思いました。

未知のことがたくさんある子ども時代。子どもは可能性に満ちている。

はじめての授業参観

1年生の初めての授業参観。それぞれの教室で27日間過ごした子どもたちの様子をご覧いただきました。

 

教室がその子らしく学べる場所となるように、学校が「一人ひとりの居場所」となっていれば嬉しいです。