給食日記 1月
1月31日(水)
ごはん 牛乳 さばの甘辛揚げ 塩ダレキャベツ 春雨スープ
日本はゆたかな海や湖にめぐまれ、日本人は地域や季節によっていろいろな魚を食べてきました。近年は漁師さんが少なくなり魚を食べる人も減ってきています。魚には体を丈夫にしてくれる栄養がたくさんあるので、積極的に食べてほしい食品です。給食では、週に1回以上魚の献立を取り入れています。今日は「さば」を揚げて、砂糖、醤油、みりんでつくたたれをからめています。
月30日(火)
胚芽ロールパン 牛乳 豚肉のトマト煮 かぶのコンソメスープ りんご
今日のかぶのコンソメスープは新しい献立です。かぶは秋から冬にかけてよくとれる野菜です。白い子はおなかの調子を整える栄養素が多く緑色の葉は皮膚を健康に保つ栄養素が多く含まれています。売られている株は手をグーにしたくらいの大きさですが、1番大きく育ったかぶは1つで29キロにもなるそうです。このかぶがあれば今日のコンソメスープを1400人分作れます。旬のおいしさが詰まったスープをしっかり味わってもらいたいです。
1月29日(月)
ごはん ごま塩 ハンバーグおろしソース 白菜スープ
今日は、減塩ハンバーグを使用しています。塩分の多い食事を続けると大人になってから生活習慣病になる可能性が高くなるため今のうちから塩分を控えめなやさしい味に慣れておくことが大切です。給食では献立ごとの味を見直し、だしをおいしくとることや献立ごとの味付けを見直すこと、今日のように加工品を減塩のものに変更することなどで塩分がすくなくても美味しい給食になるように工夫しています。
1月26日(金)
ハヤシライス(むぎごはん) ピクルス はっこうにゅう
ハヤシライスは明治時代日本で生まれたといわれています。西洋の料理を日本風にアレンジしたものだそうです。ハヤシライスの名前については、「林さんが考えた」という話や「ハッシュドビーフ」がなまってハヤシライスになったという話があるようです。
1月25日(木)
ごはん 牛乳 さけの塩焼き 煮びたし みそ汁
今日は「給食週間」の行事食です。1月24日から1月30日までが「全国学校給食週間」です。今から130年ほど前に給食が始まりました。当時はおにぎりや焼き魚、漬物などが出ていました。今では当たりまえにある給食ですが、あらためて給食の歴史を知り、感謝の気持ちをもってもらえるように、今日の献立は当時の給食をイメージしたものになっています。
1月24日(水)
食パン 牛乳 コロッケ 肉団子中華スープ フルーツポンチ
今日の肉団子中華スープに入っている肉団子は、給食室でひとつひとつ手作りをしています。豚ひき肉をよくこねたり、たまねぎ、たまご、しょうが、酒、塩、しょうゆ、かたくりこを混ぜ合わせて丸めます。肉団子をつくる作業は大変ですが、具材のうまみがたっぷりつまったスープです。スープの中には旬の食材であるほうれん草、白菜が入っています。
1月23日(火)
ツナそぼろごはん(ごはん) 牛乳 めった汁 いよかん
今日のめった汁は新しい献立です。石川県の郷土料理でさつまいもや大根、にんじんなどの根菜と豚肉を使った汁物です。豚汁との違いは、じゃがいもではなく、さつまいもを使うことです。めった汁の由来は、昔貴重たっだ肉をつかうことから「めったに食べられないほどのぜいたくな汁」といわれたり、具が多いので「やたらめったら具を入れる汁」として食べられていたことからめった汁とよばれるようになったそうです。
1月22日(月)
きな粉パン(コッペパン) 牛乳 カレーシチュー ボイル野菜 和風ドレッシング
今日の給食のねらいは「戦後の給食の成り立ちについて知る」です。太平洋戦争中は食べ物が足りなかったので学校急所k樹は中止されていました。戦争が終わった後、一部の子どもたちに米とみそな汁どの学校給食が始まりました。その後ユニセフからの脱脂粉乳とアメリカから小麦が送られることにより全国の子供達に給食が始まっていきました。24日から30日は「全国学校給食週間」です。学校給食について伝えて行きたいと思っています。
1月19日(金)
中華丼(麦ごはん) 牛乳 わかめとコーンのスープ
今日は中華丼にうずらの卵を使っています。卵は、数十年にあたり供給量や価格が安定しており、「物価の優等生」と呼ばれてきました。しかし2023年は学校給食においても深刻な影響がありました。その理由に、鳥インフルエンザが流行したことと、ウクライナとロシアの戦争によりえさの価格が高騰したこと、海外の輸出量が増えて日本国内の分が減ったことがあげられます。川崎市の給食でも今年度はしばらく卵が使用できない期間がありました。
1月18日(木)
白パン いちごジャム 牛乳 ミートポテトのチーズ焼き キャベツのスープ煮
今日は白パンがついています。白パンは小麦粉や砂糖、塩やイースト菌などの材料から作られています。他のパンよりも低い温度で2分ほど長く焼き、焼き色がつく前にオーブンから取り出します。パンは下からも上からも火をあてて焼きます。10秒~20秒で焼き色がついてしまうので、つけないようにきをつけながら焼きます。
1月17日(水)
発芽米ごはん ふりかけ 牛乳 肉じゃが みそ汁
今日のみそ汁には、生揚げがはいっています。生揚げは厚揚げともいい、もめん豆腐を揚げています。豆腐は傷みやすいため朝買いに行き、朝食のみそ汁に入れて食べることが昔の定番でした。そのため豆腐屋は朝早くから仕事が始まります。天気や気温によって大豆を水につける時間や油の温度、揚げ時間などを変えているそうです。
1月16日(火)
ビーンズサンド(カレーサンドパン) 牛乳 白菜のクリームシチュー ぽんかん
ぽんかんの「ぽん」は、インドの「プーナ」という場所の名前からつけられたといわれています。生まれた国もインドで日本には明治時代に伝わってきました。みかんやオレンジは「かんきつ」の仲間のため、「プーナきらきたかんきつ」かた「ぽんかん」になったといわれています。
1月15日(月)
ごはん 牛乳 ちくわの磯辺揚げ もやし炒め とりちゃんこ
今日はとりちゃんこというスープを提供しました。ちゃんこは、相撲部屋の親方と弟子が食べる料理をいいます。「ちゃんこ」の「ちゃん」は親方、「こ」は弟子を意味します。相撲は手をつくことが負けるイメージにつながることから四つ足の豚肉を避けて鶏肉や魚が使われることが多かったようです。肉や野菜などを使い、栄養がたっぷりととれるので相撲部屋で定番になりました。
1月12日(金)
ぶどうパン 牛乳 ボルシチ 野菜ソテー
給食では、食文化について学ぶことを大切に考えています。和食や日本に伝わる料理だけでなく、絵会の国々のことを知る機会にもなっています。なぜその料理がその国でよく食べられているのか、世界に広まった理由は何かなどを考えてみるのも面白いと思っています。今日のボルシチはウクライナの料理です。ビーツの代わりにトマト、サワークリームの代わりに生クリームを使って給食で食べやすいものにアレンジして提供しています。
1月11日(木)
ごはん 牛乳 ぶりの竜田揚げ 甘酢炒め 雑煮
今日は神奈川研でとれた食べ物を使った「神奈川産品学校給食デー」の献立です。神奈川県で作られている農作物には、お米や三浦の大根やキャベツなどの野菜、「湘南ゴールド」などの果物の生産も盛んです。川崎市では、キャベツやほうれん草、小松菜、梨などが有名です。今日は神奈川県でとれたお米、牛乳、大根、小松菜を使っています。
1月10日(水)
麦ごはん 牛乳 ポークカレー 大根ときゅうりの中華づけ 型抜きチーズ
冬休み明け給食がスタートしました。給食では今が旬の大根をいろいろな料理に使っています。柔らかく煮ておでんなどの煮物にしたり、味噌汁や豚汁などの汁物にしたり、甘酸っぱい味付けのピクルスにしたりしています。ご家庭では、生のままサラダにしたり、大根おろしにして食べることもあると思います。旬の美味しさをいろいろな料理で味わってほしいと思っています。今日は中華づけにきゅうりと一緒に使っています。