7月19日(金)

3年生、5年生、6年生が社会科の授業をしていました。5年生は「これからの米づくりを持続・発展させるためにはどうすればよいだろう」という問いで学習していました。産業の発展については「目標」のほかに、食料生産の内容に関連付けて「内容の取り扱い」にも示されています。農業の発展を考えさせることを重視しているといえます。実際の授業で「産業の発展」について考えさせる場面は、必然的に、わが国の農業について学習したあとに設定されます。これからの農業に関心をもち、社会の問題を自分の問題として受け止めせ、自分なりの方向を考えさせることにねらいがあります。6年生は「貴族の生活や文化にはどのような特色があるのか」という問いで学習していました。3年生は「サミット」の見学からわかったことをいくつかの視点をもってまとめていました。

7月17日(水)

3年生と5年生、6年生が社会科の授業をしていました。3年生は販売の仕事です。この学習は消費者の消費活動の願いを調べる調査活動からスタートすることが多いです。消費者の願いがどのように実現されているかという問題意識で、スーパーマーケットなどの身近な商店での販売の仕方を調べます。仕事に見られる工夫は、売る上げを高めることにつながっていることに気づかせていきます。今日は、「肉の割り引きシール」から子どもに考えさせる展開でした。今後の学習が楽しみです。5年生、6年生は調べ学習の進化がうかがえます。学びが成長しています。

7月16日(火)

4年生と5年生が社会科の授業をしていました。4年生は廃棄物の処理事業についての学習ですが、今は「たちばなごみ処理センター」のホームページなどに「バーチャル見学」の動画などもアップされ、子どもが「処理のしくみ」が目にみえるような工夫がされてきています。5年生は「稲作」を取り上げて学習していますが、「稲作のさかんな地域」なので、地域として稲作が盛んに行われていることが、具体的事例としての教材の要件になります。新潟県を取り上げるのは、このような理由からです。身近な地域で米を作っている農家や学校の田んぼに代替えしたりすることはできません。また、米づくりを学ぶことが主要なねらいではなく、ここでの主題は「わが国の食料生産」であり、わが国の稲作の現状と課題を学ぶことです。いろいろ難しい条件等があるので、教材研究は学年で協力して行います。1人では、時間がいくらあっても足りません。

7月9日(火)

4年生が「なぜ、宮ケ瀬ダムはたくさんの人が住んでいる場所につくったのか」という問いで学習していました。4年生では「飲料水」「電気」「ガス」から選択して学習、「ごみ」「下水」からも選択して学習することになっています。本校では、「飲料水」と「ごみ」を取り上げて学習しています。6年生は歴史の学習していました。みんなじっくりと資料を読み取りながらノートにまとめていました。

7月8日(月)

職員室前の掲示板には6年生の実践が掲示されています。1年に1回、すべての教員が研究授業をするように計画されています。5年生と6年生が社会科の授業をしていました。6年生は、「天皇を中心とした政治が確立されたことを理解する」となっています。大仏造営の様子を実感するために、大仏の手の大きさを教室に掲示していました。この場面でよく使われる実践です。5年生は「日本の主食である米を毎日食べられるように新潟ではどのような米づくりが行われているだろう」というのが単元の問いです。機械・米の種類・人の工夫・農薬・水・人々の協力を調べる視点をしていました。機械化による効率化や省力化、収穫量の増加、品種改良や情報の活用について調べることは、「技術の向上」に目を向けます。それは学習の後半で、わが国の食料生産の現状を多面的に捉えることにつながります。