9月26日(火)

校内の初任者研修で、4年生が社会科の授業をしていました。今年度採用された初任者の授業を参観して、良かったことや改善した方がいいことをアドバイスしたりする研修です。さりげなく校内で色々な場面で研修を行います。4年生の他のクラスでは調べてきた「自然」「職人」「観光」のことをクラスを見て交流していました。

9月25日(月)

6年生が歴史の授業をしていました。「3人の武将は全国統一のために何をしたのだろう」という問いでした。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康を扱い授業を進めていました。小学校の歴史学習は、歴史の出来事と人物を関連付けて学習します。歴史に対する興味・関心ををもたせることを大事にするため、通史にはなっていません。中学校では、小学校の学習を踏まえて、因果関係も含めて通史学習になっています。「6年生は歴史を学ぶはじめの一歩です。」学習を楽しんでほしいです。4年生が「自然」「職人」「観光」のうち、自分の興味をもったことを調べてきた家庭学習のまとめをクラスルームで共有していました。入力場所の間違い等あったようですが、それぞれが違う資料を調べて、それぞれが違うまとめをして、クラスで共有するというのは、ギガ端末の今までより少し進んだ使い方だと思います。今後の活用の進歩が楽しみです。

9月22日(金)

6年生が「織田信長はどのようにして全国統一を目指したのだろうか」という問いで学習していました。ここでは、キリスト教の伝来、織田信長・豊臣秀吉を手掛かりに、戦国の世が統一されたことを学習していきます。テレビや映画でもよく登場する人物ですね。5年生は、「養殖業はどのようなものだろう」という問いで学習していました。水産業の学習の続きをしていました。いままで学習したことをもとに、生産性や品質を高める工夫を消費者や生産者の立場に立って多角的に考え、水産業における食料生産の発展に向けて自分の考えをまとめたりします。文字に書くとなにやら難しくなりますが、実際の授業では、生産者は~、消費者は~など、主語をかえて考え、5年生の子どもの目線に落とし、わかりやすく、取り組みやすくなるように工夫して授業を進めます。4年生は、「200年も前から、箱根町で、寄木細工が作られたのはなぜ?~なんで箱根ではじまったの~」という問いで学習をしていました。今日の調べ学習で新しい取り組みだなあと思ったのは、調べ学習の視点を、「自然」「職人」「観光」「その他」の中から自分で選択させ、あとは授業、家庭でまとめ、クラスルームの自分の出席番号の所にまとめを入力します。そうすると、人数分の36コマのまとめがスライドとして出来上がります。個別で行った調べ学習を、クラス全員で共有して、協働的な学びができるということでしょうか。ギガ端末の活用がどんどん多様化しているように思います。

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9月21日(木)

4年生が2クラス社会の授業をしていました。「たくさんの工芸品がある中でなぜ箱根町の寄木細工だけが伝統工芸品に選ばれたのだろう」「200年前から箱根町で寄木細工つくられるのはなぜ?」という問いで学習していました。ここでは、どのような資料をどのような順番、タイミングで提していくかがとても大切になってきます。5年生は「今の水産業の課題はなんだろう」という問いで学習していました。ここの部分では漁業の発展について、子どもたちに「自分の考え」をまとめさせるよう求められています。何事にも言えると思いますが、持続可能な社会をつくるために、まず現状における課題を認識し、それらを踏まえて「これからの」あり方を考える必要があります。「漁業の発展」を考えさせるためには、現在我が国の漁業にどのような課題があるかを見い出す必要があります。多様な立場から考えを述べ話し合います。どうしてそう考えたのか、根拠や理由のある意見を述べることが大切です。狙いは、これからの漁業に関心をもち、社会の問題を自分の問題として受け止め、自分なりの方向を考えさせることです。5年生には難しい部分なので、わかりやすく丁寧に進める必要があります。6年生は「どうして安定した世の中から争いが起きるようになったのだろう」という問いで学習していました。

9月20日(水)

5年生が「同じかつおなのになぜ値段がちがうのだろう」という問いで学習していました。和歌山県のすさみケンケン鰹を取り上げていました。調べてみたいはてな?がうまれますね。なんでもケンケン釣りという漁法で、釣り上げですぐに締め、水氷で鮮度保持するそうです。鮮度抜群なので、一度、刺し身で食べてみたいですね。

9月19日(火)

6年生が「室町時代」の学習をしていました。問いは「室町時代はどのような農業生産が行われていたのでろう」です。ここでは、金閣や銀閣、書院造、雪舟の水墨画などを取り上げ、今日の文化につながる室町文化が生まれたことを理解してほしいと願っています。茶の湯、生花、盆踊りなども関連的に取り上げることもあります。4年生が「県内の特色ある地域」の学習をしていました。神奈川県は、色々な面からも魅力がある県だといつも思っています。楽しく、そして、ためになる学習だとも思っています。なので最初の投げかけは「神奈川県にはどんな特色があるだろう~くわしくまちをみていこう~」です。でも、社会科という学習なので、取り上げるのは「伝統的な技術を生かした地場産業が盛んな地域、国際交流に取り組んでいる地域、及び地域の資源を保護・活用している地域」の中から3つ程度を取り上げることになっています。また、子どもが調べようと意欲が湧くように、資料や問いの工夫も必要になってきます。先生も日々たいへんです。学習する中で、神奈川県に愛情と愛着、地域社会の一員としての自覚の芽生えをもって欲しいなあとも思っています。

 

9月8日(金)

3年生は、昨日の続きで川崎でつくられているものを調べていました。4年生は、「今にいたるまでにごみ処理の仕方はどう変わた?」という問いで学習していました。社会科の学習は、授業の45分間の中で調べ学習をする場合と学習したことを家庭で自主的に自分なりのまとめ方でまとめる場合があります。今日の授業を見てみると、家庭で自学的に調べ学習をしたようで、一人ひとりが使った資料が違いまとめ方も違っていました。そうすると発言が豊かになり、35人分の情報を得ることができるので、よりねらいにせまる学習ができます。5年生は、「カツオが食卓に届くまでに人々のどのような工夫があるだろう」という問いで学習していました。

9月7日(木)

今日も校内をまわった時に、社会科をやっているクラスが多かったです。4年生は、「なぜ人口は増えているのに、ゴミの量はへっているのだろう」という問いで学習していました。一見矛盾している投げかけで、「はてな?」がうまれ、子どもは調べたい、知りたいという意欲をもちます。3年生は、川崎市で作られている農作物を調べていました。5年生は「カツオはどのような工夫によって、私たちのもとに届くのだろう」という問いで学習していました。5年生はギガ端末を上手に使い、調べ学習をしていました。2年間の社会科の研究の成果で、先生も子どももより効果的に道具として端末を使うことができるようになっていますが、まだまだ工夫された使い方を探っていく余地はあるのかなと思うと同時に、授業を参観していると、先生の板書、問いかけ、子どものノートづくりが大事であり基本であるといつも思います。

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9月6日(水)

4年生の先生が初任の先生のために社会科の授業を見せていました。先生方は校内でもお互いに授業を見せあったりして日々研修をしています。5年生は「カツオはどのようにたくさんとられているのだろう」という問いでした。6年生は「武士は天皇や貴族にかわって政治をするほどの力をどのようにつけていたのだろう」という問いでした。5、6年生の高学年になると、学習の進め方が身についていているようで、自ら進んで調べ学習をしていました。

9月4日(月)

今日の放課後、社会科と理科の作品展に出品する作品を選びます。全体的に見ると、模造紙でまとめた作品の多くが、社会科にも理科にも属さないものです。教科の枠にとらわれない素敵な作品は、作品展には出品されませんが、見る人の心に残ります。長い夏休みだからこそ、ゆったりと丁寧に取り組めることに価値があるのかなあと思います。今日は、3時間目社会科の授業をしていたクラスが多かったです。6年生は「源頼朝はどのような政治をおこなったのだろう」という問いで学習していました。6年生は鎌倉見学も予定しているようです。5年生は「私たちが食べている水産物はどこでたくさんとられているのだろう」という問いでした。学習の進め方は、米作りの時のように進めていけば良いのですが、スーパーに行ってもほとんどの魚は切り身でしか売っていない、生活する上で、あまり水産業が身近でない現状の中、ほんの数時間で「水産業の発展」を自分のこととして捉えさせたいという願いがあります。そこで大事なのが、今までの授業実践のまねをしたり、学年で授業を見合ったりすることが大事になってきます。先生たちの校内研究が大切な理由がここにあります。4年生は「ごみをへらすために私たちができることはなんだろう」という問いで学習していました。学習した子どもたちが自分たちもゴミの処理や再利用に協力するようになってほしいという願いがあります。

 

8月29日(火)

4年生と5年生が社会科の授業をしていました。5年生は、「私たちが食べる水産物はだれがどこでどのようにしてとり届けられるのだろうか」という問いでした。夏休み明けから授業が始まる学習と夏休み前から長く続いている学習があります。4年生は「集められた資源ごみどのような工夫で処理されているだろう」という問いです。これは夏休み前からの「自分たちが使っていた道具箱の中身はごみになったあと、どうなるのだろう」という問いから続いている学習です。社会科では、子ども学習の意識の流れを大切に学習を進めていきます。

8月28日(月)

校内研究が進むにつれ、掲示板が充実してきました。9月は研究授業がありません。10月から6年生・4年生・5年生と社会科の研究授業が続きます。1ヶ月ほど前になりますが、本校で、7月26日に社会科の「授業づくり研修会」がありました。夏休み以降に学習する所を、みんなで教材研究をしました。他校の先生たちも子どもたちが楽しいと思うような社会科の授業を作るために日々研修をしています。208名もの先生が中野島小に集まりました。

7月20日(水)

4年生が2クラス社会科の授業をしていました。廃棄物(ゴミ)を処理する事業の学習の終わりの方です。「家や学校、お店から出たごみは、どこでどのように処理されているだろう」「ふつうごみは、処理センターで、どのように処理されているだろう」という問いです。ふつうごみの処理について調べているクラスは。今年からデジタル化された「ごみの副読本」の資料を、ギガ端末で見ながら調べ活動をしていました。本で調べる時は、ページをめくっていきますが、デジタルだと好きな所に感覚的にどんどん移動できます。それぞれの子どもにあったページを手早く見つけることも可能です。これもスクールギガ構想の成果だといえます。本とデジタル必要に応じて使い分けをしていきたいですね。

 

 

7月19日(火)

5年生は2クラス社会科の授業をしていました。校舎の中では4階が一番暑いです。暑い中頑張っていましたが、エアコンをつけても暑い、この時期に夏休みがある理由がわかった気がしました。2クラスとも「農家の方は課題を解決するためにどのような取り組みをしているだろうか」という問いでした。農業の学習の終わりでは、子どもたちに後継者の問題の解決策やこれからの農業のあり方について考えます。このような学習は1つの考えに集約するのが目的ではありません。これからの農業に関心をもち、社会の問題を自分事として受けとめさせ、自分なりの方向を考えさせることを願っています。また、この学習の進め方が次の水産業にも生きてきます。

 

7月14日(金)

5年生が3クラス社会科の授業をしていました。3クラスとも我が国の農業の学習のまとめです。「私たちがいつも食べているお米はどのように生産されているのだろう」「お米づくりに関わる人たちはどのようなどのような取り組みをして課題や問題に向き合っているのか」「農家は課題に対してどのような対策をしているだろう」という問いです。単元の後半では、食料生産の概要を捉えて、食料生産が国民生活の果たす役割や関わる人々の工夫や努力を捉え、その働きを考えます。消費者や生産者の立場などから多角的に考えていきます。学習も高学年になるとぐっと難しくなりますね。子どもたちはどのクラスも自分の考えをしっかりとノートに記していて、学習の積み重ねを感じました。

7月10日(月)

5年生が社会科の授業をしていました。まとめの学習をしていました。「私たちが食べるお米は、どこで、どのように作られ、届けられているだろう」という問いでした。「気候や土地のの条件など」「収穫から輸送」「三輪さん、農家、の工夫」「その他」の4つの視点で、ギガ端末にそれぞれが入力していました。次の時間の交流が楽しみです。

7月6日(木)

昨日は、3年生の校内授業研究が行われました。どのクラスも子どもたちが意欲的に学習をしていました。授業後は2人の講師の先生を招いて協議会を行いました。授業学年以外の学年の先生たちもそれぞれの役割分担があり、参加度の高い活気のある研究協議会になりました。講師の先生には、分かりやすく、今後の研究の指針となるお話をしていただき感謝です。今日は、5年生と4年生が社会科の授業をしていました。「三輪さんは金賞をとっているのに、なぜ他の4種類を作っているのだろう」という問いでした。授業中盤、三輪さんの「賞をとりたかった。賞をとることは通過点」という言葉に着目してみんなで考えていました。何分かして再び教室を覗くと、黒板の右下にみんなが考えたことが記されていました。一人ひとりが真剣に考えているのが印象的でした。他のクラスでは、前の時間の「なぜ三輪さんは5種類を育てているのだろう」という問いで学習していました。4年生は「家や学校から出たゴミはどこで、どのように、処理されているだろう」という問いで学習していました。

7月5日(水)

5年生がこの前の授業の続きをやっていました。「三輪さんは金賞をとっているになぜ4種類も米を作っているのだろう」という問いで学習していました。ノートをのぞいてみると、毎時間の学びの足跡がしっかりと記されていて感心しました。

7月3日(月)

学期はまだ前期ですが、暦でいうともう半分終わったんだと思います。まだまだ安心はできませんが、4月からはマスクをしないで生活することも多くなり、今までの三年間よりは明るい気持ちで過ごせた三ヶ月なのかなと思います。7月5日は2回目の校内研究授業があります。3年生の廊下には、今までの学習の足跡が掲示されていました。4年生は廃棄物を処理する事業の学習をしていました。処理のしくみや再利用や神奈川県内外の人々の協力などに着目して学習を進めていきます。自分の道具箱から学習がスタートしていました。「自分たちが使っていた道具箱の中身は、ごみになったあと、どうなるだろう」という問いで学習していました。