7月3日(水)

5年生が社会科の授業をしていました。「食料生産」の後は、食料生産の盛んな地域として、稲作は必須の学習で、野菜、果物、畜産、水産物などの中から1つ取り上げることになっています。本校では、漁業を取り上げています。稲作で取り上げる事例地には指定はありませんが、条件があります。「稲作が盛んな地域」であることです。地域として稲作が盛んな行われていることが「具体的事例」としての要件となります。稲作について学ぶ時、単に米づくりの手順ではなく、地域を対象にしています。そのため、身近な地域で米をつくっている農家を取り上げたり、学校で行われている稲作体験に代替えできないのはこうした理由です。「わが国の食料生産」というのが、キーワードです。学校の稲作体験は「総合的な学習の時間」などで取り上げることが多いです。

6月26日(水)

今日は第1回の校内授業研究でした。6年生の5クラスが授業をしました。「大陸に学んだ国づくり」の学習です。「聖徳太子」「小野妹子」「中大兄皇子」「中臣鎌足」「聖武天皇」「行基」「鑑真」などの人物にふれて学習を進めていきます。この時期は歴史学習の入門期なので、楽しく学習を進めてほしいと思っています。研究協議会は最初にグループで協議を行い、全体で共有しました。その後、講師の先生にお話をいただきました。有意義な研究会でした。

6月21日(金)

5年生と6年生が社会科の授業をしていました。6年生は同じ所の授業でした。「中大兄皇子と中臣鎌足はどのような国づくりを進めたのだろう」という問いでした。キーワードに関連する様々な出来事が線でつながってクラゲのように見える「クラゲチャート」を使って学習していました。5年生は沖縄と長野の学習のまとめをしていました。

6月20日(木)

4年生と6年生が授業をしていました。4年生は「水はどこから」で地図帳を開いて調べ学習をしていました。6年生は、「中大兄皇子と中臣鎌足はどのようにして国づくりをしたのだろうか」「誰がなんのためにこんなに大きな古墳をつくったのだろう」という問いでした。

6月19日(水)

5年生と6年生が社会科の授業をしていました。5年生はよく見ると、ベン図を使って学習を進めていることが分かります。ベン図は、◯を2つ組み合わせた図で、両側には2つの事象がもつ独自性が表現され、重なったところは、両者の共通点、まとめなどが表現されます。ベン図を使うことで、それまでは学んだことが整理され、知識が再構成されます。さらによく見ると、グループでの活動も多目に出て友だちと活動している子もいれば、教室に残って、グループの形になっていても個人で調べている子がいるのが分かりました。一人ひとりが選んで、やりたい進め方で学習していました。「個別最適な学び」というキーワードはこの頃、よく聞くので、そのような方向をめざしているのかなあと思いました。6年生は、6月26日に5人が研究授業をするので、自分がやる予定の時数になるよう学年で協力して授業を見合いながら、調整して授業をしているようです。

6月18日(火)

6年生が3クラス社会科の授業をしていました。ここで扱う人物は「聖徳太子・小野妹子・中太兄皇子・中臣鎌足・聖武天皇・行基・鑑真」です。昔の人物なので、資料がとても少ないです。取り上げる事象は「大陸文化の摂取」「大化の改新」「大仏造営の様子」です。歴史を学んで、わずか一ヶ月。これから続く、中・高の歴史学習の最初の一歩ですので、楽しんで進めてくれればと思っています。

6月17日(月)

4年生と6年生が社会科の授業をしていました。4年生は水はどこからくるのかを調べていました。6年生は「豪族のわがままをおさえるために聖徳太子はどのようなことをしたのだろう」というおもしろい問いでした。6年生のこの時期は資料が限られているので、ある資料を効果的に使わないと、楽しい社会科になりません。聖徳太子がお札に何回も載っている素晴らしい人物であること、蘇我氏と物部氏の争い、天皇と豪族の事件などを効果的に取り上げ、問いを作っていました。

6月14日(金)

3年生と5年生と6年生が社会科の授業をしていました。6年生は「大昔の人たちの暮らしはどのように変わっていったのだろう」「古墳は誰がどのような理由で作ったのだろう」「(誰が)何のためにこんなにも大きな古墳を作ったのだろう」という問いで学習していました。ここの特徴は圧倒的に資料が少ないということです。なので、理解することが「むらからくにへと変化したこと」なので、通史として事象を網羅的に扱うのではなく、歩んできた歴史を大まかに理解します。あと、6年生といっても歴史の入門なので、歴史おもしろいと思ってほしいと願って授業をしています。5年生は「沖縄県」と「長野県」について調べてみました。何人かに聞いてみると、住むなら長野がいいという子どもが多かったような気がします。でも大事なのは、国民生活との関連を考え、表現することです。校内研究のテーマも「学び合い表現する」という言葉が入っています。3年生は川崎市について調べていました。

6月13日(木)

5年生と6年生が社会科の授業をしていました。6年生は狩猟・採集や農耕の生活、古墳、大和朝廷(大和政権)による統一の様子を手掛かりに、むらからくにへと変化したことを理解していきます。ここの学習の難しい所は、資料が少ないことです。その資料をどの順番でどこで出していくのか、よく考える必要があります。また、中学、高校へと続いていく歴史の学習の入口です。歴史を学ぶって楽しいと思ってもらえることも大切です。6月26日は校内研究第1回目、6年生の社会科の研究授業です。歴史との「いい出会い月間」にしてほしいです。5年生は、川崎と異なる地域を選択して学習していきます。関連付けて考えたり、関連を考えたりして、調べたことや考えたことを表現していきます。5年生も6年生も同じなのは、子どもの思考の流れをうまく作ってあげることです。根拠や理由などを明確にして議論したりする力を養うようにしたいと思って授業しています。

6月11日(火)

3年生、5年生、6年生が社会科の授業をしていました。6年生は「米づくりが広まると、村の様子はどのように変化しただろう」「縄文の人たちはどのような暮らしをしていただろう」という問いでした。5年生は「あたたかい地域(沖縄県)でくらす人々」の学習で、小菊を扱い授業をしていました。3年生は川崎市の学習です。昨日、市内めぐりに行ってきました。市役所の新庁舎にあがることができたそうです。

6月10日(月)

4年生、5年生、6年生が社会科の学習をしていました。4年生は「なぜいつでもたくさんの水を使うことができるのか」5年生は「あたたかい地域に住む人はどのようなくらしをしていたのだろうか」6年生は「縄文時代の人はどのようなくらしをしていたのだろうか」「卑弥呼はどうやって争いをおさめたのだろうか」という問いです。問いは思考のスタート地点に旗をたてるようなものです。日常の驚きが問いをつくります。それは、「気づき」です。古代ギリシャの哲学者プラトンやアリストテレスたちも「気づき」は思考の源泉だと考えていました。「気づき」は「驚き」を訳されることもあるそうです。今の学び方も古代からつながっていることを考えると感慨深いですね。

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6月7日(金)

3年生と5年生と6年生が社会科の授業をしていました。3年生は川崎市の様子を大まかに理解する学習、6年生は、歴史の学習が始まったばかりのようでした。5年生は、「自然条件から見て特色ある地域」の学習、「あたたかい地域(沖縄県)と高い地域(長野県)でくらす人々は、どのような生活をしているのだろう」という単元の問いで学習を進めていました。来週の2時間は、今までの学習から、グループ、個人での調べ学習を中心に進めていくようです。

6月6日(木)

4年生、5年生、6年生が社会科の授業をしていました。6年生は「緊急事態が起きたときの政治で大切なことは何か」という問いで学習していました。4年生は神奈川県の位置、県全体の地形や主な産業の分布、交通網や主な都市の位置になどを調べていきます。5年生は実習生への示範授業でした。他のクラスでも社会科の授業をしていました。ギガ端末で動画などの資料を調べるので、ヘッドホンをしている子どもたくさんいました。学習の仕方もいろいろ変化しています。

6月3日(月)

6年生が向ケ丘遊園の踏み切りが地下道になったことを取り上げて学習していました。5年生は「自然条件から見て特色のある地域」の学習をしていました。ここでは、川崎市と自然条件の異なる地域を取り上げて学習をします。山地や低地などの特色ある地形条件の地域から1つ、温暖多雨や寒冷多雨など特色ある気候条件の地域から1つ取り上げて学習するなど目安があります。自主学習で「問い」についてノートにくわしく調べてきている子もいて、感心しました。