9月29日

休み時間には

 

 

 秋風が心地よい季節となりました。今年の夏は猛暑続きで陽ざしが痛いと感じることがありました。また、暑さ指数が高く、外遊びの中止や避難訓練の延期などもありました。夏の疲れが出る頃、体調を崩さないように、留意していきたいものです。

 休み時間には、外で思い切り遊ぶ子どもたちの声が響いています。今、子どもたちに人気のある外遊びは、ドッジボール、サッカー、バスケットボール、リレー、一輪車、鬼ごっこ、虫探しなどです。思い思いの遊びに夢中になり、周りの人と声をかけ合い、遊びの輪も広がっていきます。心身共にバランスがとれた成長をしていってほしいと願っています。そして、時間になると遊びをやめて教室に戻ります。約束はきちんと守り、その中でのびのびと生活を楽しめる西みの子どもたちです。

 今日は「中秋の名月」の日、昨日の学校の給食に、「つきみだんご」がでました。まん丸のお月さまが見られるといいですね。

9月28日

4年 2組外国語 1組音楽

 

 5時間目、4年生のクラスに行ってみると、子どもたちがいない!アクティビティルームに行ってみると、2組が外国語活動をしていました。Unit5 Do you have a pen?  の活動をしていました。文房具の単語をALTの先生の後に続けて発音します。恥ずかしがらずに声を出した方が上達します。大きな声で「Pencil」 「notebook」「eraser」「stapler」「ruler」「textbook]」「glue stick]」「calendar」「scissors」「Marker」「pencil sharpener」と発音していました。先生から発音を褒められ得意顔。次の「チャンツ」(リズムに合わせて英文や英単語を発音する英語の学習方法)では、ゆっくりの速さが合っているのに、「普通の速さでいけるよ。」と調子がよかったです。 ten eraser?  「どんだけ消しゴムを持ってるの!」その後も、Do you have a (  ) ? Yes.I do.  /  No.I.don't. と、会話を楽しんでいました。

 

 隣の音楽室では、1組が音楽をやっていました。「言葉でリズムアンサンブルをつくろう」との課題で、4文字の言葉と タタタタ /  タンタンタンタン /  ターンターンターンターン の3パターンのリズムでアンサンブルを作っていきます。2名1組で考えます。やきそば / や き そ ば /  やー きー そー ばー とワークシートの上下二段に書き込み、二部に仕上げて歌ってみます。他にも、「ひらひら」や「プッチン」…、おもしろい4文字を考えていたので、楽しい二部合唱となり、歌いながら思わず笑ってしまう組が続出でした。楽しみながら作曲、子どもたちのセンスと感性が光っていました。

9月27日

6年 国語「やまなし」

 

 

 4時間目、6年生の教室を覗いて見ると、子どもたちが熱心に話し合いをしていました。懐かしい宮沢賢治作「やまなし」の学習です。光村図書の教科書には、私の子どもの頃から6年生の教科書の教材として掲載されているので、多くの人が「やまなし」の話をご存知でしょう。この時間の学習課題は、「なぜ、「やまなし」という題名にしたか」でした。自分の考えを根拠をもとに書いて投稿、GIGA端末で全員の考えが見えるようになっています。質問や考えのよさ、自分の考えの変容について、次々に手を挙げて話し、学習課題を解決しようと考えを深め、知恵を絞り出している姿に感動しました。

 ご存知のように、物語は、五月と十二月の2つの章に分かれていて、谷川に住むかにの兄弟が、かわせみややまなしなどの自然の現象に出会う様子が描かれています。「クラムボン」などの不思議な表現が使われていて、幻想的な情景描写から、宮沢賢治の独特な人生観や哲学などを感じさせる作品です。何度授業をしても、子どもたちの想像力の豊かさや作品の魅力に引き込まれていく様子を新鮮に感じていました。子どもの数だけ答えがあるような奥深い作品だからこそ、50年以上も前から教材として取り上げられているのでしょう。実際に、宮沢賢治の研究者や多くの論説者が自分の考察を書いているものの、1つの結論に至っていません。

 本校の6年生の考えも様々です。「明るい場面に出てきたのがやまなしだから、明るい場面の方を題名につかうでしょう。」「やまなしから出たお酒を飲むと、カニの子どもたちがおとなに成長したということがわかるから。」「日本ややまなしという果物をモチーフにしていると思う。そのやまなしの花言葉は愛情。このかにの家族の愛を感じ、自分の家族とも愛を感じてほしいからだと思います。」「やまなしが落ちてきた時みたいに平和で幸せ暮らしをしてほしいからやまなしにしたと思います。理由は、文章に「周りはしんとしていて」と書いてあってなんか平和だなと思ったからです。」「5月のように怖い出来事もあるけど、それを乗り越えて12月のやまなしのようにいいことが待っているという意味が込められていると思った。」…、実によく考えています。友達の意見を聞いて考えが変わった人もいます。方向性は見えてきたもののまとまらず、再度考えてくることになりました。この後の学習課題「筆者が伝えたかったことは何か」についても、子どもたちの話し合いを聞きたいです。

9月26日 

1.2年 全力走タイム取り

 

 

 小さな弟分と妹分の1.2年生だって、運動会に向けて頑張っています。今日は、50メートル全力走のタイムを取りました。ただ走るのではなく、スタートの仕方、スタートダッシュ、腕の振り方、ゴールで止まらないで駆け抜けること、そして、真っ直ぐ走ることを練習してから、全力で走りました。最後の一本は、皆、力強い走りでした。このタイムが、赤・白の組分け、全力走のグループ分け、リレー選手候補に使われます。

 帰りに、昨日タイム取りをした3年生が、「リレせん(リレーの選手)の候補に選ばれたよ。」「私も選ばれたよ。」と、教えにきてくれました。「おめでとう!選手になるまで頑張ってね!」「うん!」昨日の結果が発表されたようです。リレせんを目指している人は高みを目指してほしいです。走るのが得意な子がいれば苦手な子もいます。みんなそれぞれです。一人ひとりの目指すめあてが違います。それぞれが輝く運動会になるといいな。と思っています。

9月25日

3.4.5.6年 全力走タイム取り

 

 

 10月28日(土)の運動会に向けて、取り組みが始まりました。5・6年生は100メートル走、3・4年生は80メートル走のタイムを取りました。このタイムは、赤・白の組分けや全力走、リレーの選手を選ぶために使われる記録です。

 この日を意識していたのか、欠席は少なく、速く走れそうな運動靴を履いてきたり、土日に練習したりしたそうです。朝、体育着と上履きセットを忘れてきた人は青ざめ、「今日はタイムを取るから、体育着を忘れることができません。どうしても、取りに帰らせてください。」とお願いされても焦って取りに帰るのは事故のもとなので、「いいですよ。」とは言えません。熱意に負け、一緒にお家までついて行くことにしました。

 タイムを取る間は、きちんと並んで順番を待っていました。「位置について、よーい、ドン!」手足を懸命に動かして全力で走ります。「前に!前に!」「頑張れー。」「ゴールを走り抜けろ!」、一人ひとりをみんなが応援しています。「全力を出し切った?」と聞くと、「はい。力いっぱい頑張りました。」「力が入ってタイムがよくなかった。力を抜いて走った方がタイムはいいんだよね。」「2回走ったら足が痛くなった。」、どの子も自分のことがよくわかっているようです。みんなが全力を出す運動会が楽しみになりました。

9月22日

3年 おいしい給食の時間

 

 

 西みのみんなは給食が大好き!4時間目になると「お腹がすいた!」「今日の給食は何かな?」の会話が聞こえてきます。時間になると、給食当番が手を洗い、かっぽう着と帽子、マスクをつけて身支度をします。自分の担当の食缶を持ってきて、配膳台にのせて準備完了。整然と並んで適量を配ります。熱いスープも気をつけながら具と汁が入るように、上手に盛り付けていきます。先生の手を借りなくても、どの子もとても上手に配膳するので、思わずパチリと写真を撮ってしまいました。西みの子どもたちの偉い所は、給食当番を面倒がらずに行うことです。人の役に立つことに責任を持ち、進んで行動できるのはすばらしいことです。

 感染症のガイドラインが今年度途中に変わったので、そのまま前を向いて食べていますが、献立の内容や最近あったことなど、思い思いに話をしながら食べています。「給食はおいしい?」と聞くと、ニコニコ顔で「おいしいーーー!」と答えてくれます。苦手な食べ物も量を調節して、一口パクリ。みんなと食べると頑張れちゃうから不思議です。この日の献立は、胚芽サンドパンのミートサンド、じゃがいものからあげ、スコッチブロス、牛乳でした。みんなおいしそうに食べていますね。ちなみに今日は、プルコギどん、野菜スープ、冷凍みかん、牛乳でした。モリモリ食べて、大きくなあれ。

9月21日

4年 保健「わたしたちの体と心」

 

 

 思春期の入り口に立つ、4年生。第二次成長期は、男女それぞれ、個人の差がありますが、誰もが通る道です。この頃になると男子はひげが生え始めたり、女子は胸が膨らんでくるなど、性による体の変化が現れてきて、メンタルも含め成長に伴う変化が生じてきます。変化に戸惑わないように、不安にならないように、相談できる人がいることを知ったり、困っている人に自分は何ができるか考えたりして、みんなが安心して過ごしてほしいと思っています。

 総括養護教諭の、女子に起こる変化、男子に起こる変化について、また、思春期になると、異性への関心が高まるなど心も変化する、それは、誰にでも起こる大人に近づいているしるしであるとの説明を子どもたちは真剣に聞いていました。最後に、今日学習したことをいかし、友達に対して、何をしてあげたいかを考えました。『月経が始まったんだけど、みんなに知られたくないな。』という女子に対して、「言いたくないことは言わなくていい。知られたくないことは知らないふりをすればいい。」「困っていることがあったら、保健室に行くといいよ。って言ってあげたい。」など、次に、『男子と女子ではり合うことが多くなって、いやだな。』と思う子に対して、「はり合うのをやめさせて、仲よくできるようにしたい。」「どっちの話も聞いて、一緒にいい解決方法を考えたい。」など、積極的な考えがたくさん出されました。

9月20日

3年 フラッグフットボール

 

 

 

 今日は、フラッグフットボールの巡回指導教室がありました。校庭は暑さ指数が高いので、体育館でスポットクーラーを全開にして行いました。3年生は、昨日「フラッグ」の付け方を行い、ボールを持っての実践は今日が初めてでした。どの子もコーチの説明やアドバイスを聞き入れ、メキメキと上達していきました。二人ディフェンス攻撃(スネ夫とジャイアンがディフェンスを抑え、のび太がフリーでゴールする作戦)やボールを投げると見せかけて別の方に投げたりパスをしたりする作戦など、簡単な作戦をマスターしていきました。

 フラッグフットボールは、アメリカンフットボールが起源となって生まれたスポーツで、「タックル」の代わりに、プレイヤーの両腰につけた「フラッグ」を取ることから「フラッグフットボール」という名前になりました。あいての陣地の奥までボールを運んで得点が決まります。「速く走る」「パスが上手」だけでは相手に勝てません。「話し合い」「作戦」が勝利の鍵を握ります。得点を入れられないように、ディフェンス(守り)を固め、オフェンス(攻撃)の時も、どうやって攻めるか作戦を立ててスタート。相手の隙を狙ってディフェンスをかわし、相手のエンドゾーンに走り込んで、得点となります。

 初めてとは思えないくらいの活躍ぶりでした。「すごく楽しい!」「おもしろい!」「声をかけて応援するよ!」、みんな本当に楽しそうでした。これから仲間と作戦を立て、ゲームを楽しんでいくことでしょう。

9月19日

6年 租税教室

 

 

 

 川崎南法人会の方々が来校され、6年生は、税金について学習しました。「税金とはどのようなものなのか」を知り、「税金に関する判断を自分で考えることができる」ことを目的に、わかりやすくレクチャーしていただきました。

 世界の消費税は、日本10%、韓国10%、イギリス20%、イタリア22%、スウェーデン25%と国によって税率が違います。これは、国の状況や制作によって違っています。福祉国家と言われるスウェーデンは医療費無料、高校無償化など福祉を充実させるためにはお金が必要で、財源である税金を高くする必要があります。日本では、国に納める税金と地方に納める税金があります。例えば、学校を作るにはお金がかかります。校舎10億円、体育館2億円、プール1億円。小学生一人あたり1ヵ月8万円程度の税金が遣われているそうです。税金を国民みんなから集めることで、必要な公共施設や公共サービス提供させることができます。これは、みんなが暮らしていく上で必要な社会生活に遣う会費のようなものです。税金が無くなったら?火事や病気になった時に消防車や救急車が来ません。事件が起きた時に警察官が来ません。清掃車が来ないのでごみはそのまま。大変なことになります。6年生は、学習後、「税金は必要なんだよ。」と、教えてくれました。また、「税金の遣われ方は、選挙で選ばれた国の代表が決めるから、18歳になって選挙権が与えられたら、適切に税金を遣える人に投票したい。」と話していました。国民の一人としてのあり方が問われています。

 最後に、1億円のレプリカを持たせていただきました。1億円の紙幣を持つことはなかなかありません。10kgの紙幣の束を持って、「重い!」と言っていました。川崎南法人会の方々からは、6年生の話の聞き方や学習に向かうマナーがよいと褒めていただきました。本当に、全校児童のお手本になる最高にすばらしい6年生なのです。

9月15日

5年 八ヶ岳自然教室 3日目

 

 

 

 入笠山の頂上でお弁当、周りの景色を眺めながら、美味しい空気と一緒の昼食を最高の笑顔でパクついていました。炉で煮炊きする白米とカレー、どのグループも上手にできました。自分たちで作ったカレーライスは最高に美味しい! 家庭科で練習したかいがありました。気圧が低い山での調理は難しいのです。野外炊飯の後は、「アストロハウス」で天体観測。ドームが開くと…、満天の星空!川崎では見られない星空を堪能しました。大型望遠鏡を覗いて、星の観察、星の模様までくっきり見えました。

 最終日は、「来た時よりもきれいに!」を合言葉に、寝具や使った部屋の整理整頓と掃除。声を掛け合い、協力して、やり遂げました。次に、はがきに、自然教室の思い出やここで一句、家族への手紙を書きました。八ヶ岳の消印がついたはがきが、お家に届くのが楽しみですね。木のバッチを作り、最後まで、草の上を走り回り、寝転んで、自然を楽しんだ子どもたちでした。

 バスに揺られ、DVDを観終わると…、帰りのバスの中は、ほとんどの子が眠ってしまうはずが、西ファミリーのみんなは疲れ知らず。再び大合唱が続いたそうです。学校到着前に、雨と雷が心配されましたが、そんなに濡れず、到着の会。頑張ったみんなを讃え、5年生の絆が深まったことを確かめていました。たくさんの保護者の皆様、お迎えをありがとうございました。お母様方の顔を見て、ほっと安心している表情を見て、かわいい!と思いました。最後に、「自然の家と自分の家、どっちがいい?」と聞いてみました。「自分の家!」よかった。自然の家と言われたらどうしようと思っていました。「やっぱり自分の家が一番いい!」と気づくことができたので、この八ヶ岳自然教室は、大大大成功でした。お子さんから、いっぱい話を聞いてあげてください。

9月14日

5年 八ヶ岳自然教室 2日目

 

 

 

 1日目のキャンプファイヤーの映像が届きました。静寂の中、程よい暗闇、子どもたちの手作りランプがあたりを照らしています。見上げれば満天の星空、「遠き山に日は落ちて♫」を歌い、キャンプファイヤーが始まります。火の神様から聖なる火を分けていただき、炎がだんだん強くなってきました。燃え上がる炎のもとで、ゲームやダンスを楽しみました。最高のキャンプファイヤー、なかなか経験ができないこと、子どもたちの心に、この情景が残ることでしょう。

 八ヶ岳2日目は、快晴のもと、朝の集いを終え、八ヶ岳高原の新鮮な野菜がおいしい朝食を食べました。子どもたちは、食欲旺盛、元気です。昨日の晩は、ぐっすりと眠り、今日の活動を楽しむために力を蓄えるよい子たちでした。

 入笠山の山登りもすんなり登り、360°パノラマの情景を堪能し、周りの山々を見渡していました。遠く諏訪湖が見えることも滅多にないこと。ラッキーです。下山して、お楽しみのソフトクリームに舌鼓を打ち、カレーライスの野外炊飯に取り掛かります。アストロハウスでも、満天の星空が見られるでしょう。日頃の行いがよい5年生ですから。たくさんの活動を終え、眠りにつく子どもたち、今日はどんな夢を見るのでしょう。おやすみなさい。

9月13日

5年 八ヶ岳自然教室 

 

  

 5年生は、待ちに待った八ヶ岳自然教室、2泊3日の宿泊学習に出かけました。朝からテンションも高く、きびきびとした行動をしていました。張り切っている心の内が見えるようでした。活動グループごとにきちんと並んで「出発式」。とても立派な司会・進行でした。そして、6年生から贈られた『言ってらっしゃい!楽しんでね!』の横断幕の横を通り、バスへと進みました。見送りに来てくださったお家の方々に「行ってきます。」と、ずっと手を振っていました。(ちょっと寂しくなったかな。)

 待っている間に「一番楽しみなこと」を聞いてみました。「キャンプファイヤー!」「やっぱり入笠山の山登りでしょ!」「星を見るのが楽しみ!」「ステンシル!」「部屋の中!」、「えー、全部!」、「そうだね。選べないよね。それいいね!」、丸ごと、しっかり楽しんできてね。

 少し渋滞に巻き込まれた時のバスの中の写真が送られてきました。でも、どんな時も元気な5年生です。「少年自然の家」に着いてから、美味しいお弁当を食べ、3校揃って「入所式」に臨みました。「ステンシル」、「野菜が新鮮で美味しい少年の家での夕食」「キャンプファイヤー」とお楽しみの活動が続きます。5年生の保護者の皆さんには、ミマモルメ「八ヶ岳自然教室速報」で、みんなの様子が届いていると思います。明日も、よい日になりますように。

9月12日

4年 版画「ほってすってみつけて」

 

 

 4年生は、図工の時間に版画の下絵を板に転写していました。なんと初めて、木版画に挑戦しているそうです。楽しかった体験から一場面を選び、下書きをしていました。どの子も、自分を大きく描き、何をしているのかよくわかる下書きでした。カーボン紙で写し、マジックで線をなぞります。彫刻刀で彫って白くする所は、黄色のマジックを使って、全体の白黒計画を立てています。真剣な顔つきで、手際よく作業を進めています。授業の最後に、初めて使う彫刻刀の持ち方、彫り方を確認していました。一堀り4ミリと言われます。丁寧に掘り進めていき、素敵な作品ができあがると思います。とても初めてとは思えません。ガンバレ、4年生!

9月11日

夏休みの作品展

 

 

 夏休み明けから、教室前の廊下には、子どもたちが夏休みに取り組んだ作品がずらりと掲示・展示されています。どの作品もよく考え、最後まで諦めずに取り組んだことがわかるような作品ばかりです。作品として目に見えるものに残した人もいます。中には、野球、サッカー、ダンス、ピアノ、遊び、勉強など、誰にも負けずに頑張ったという目に見えないものに取り組んだ人もいます。各クラスでは、夏休みの報告会が開かれたようです。頑張ったことを自信をもって発表している姿がありました。やり遂げた自分をほめてあげてほしいと思いました。そして、頑張った友達をほめ合い、拍手を贈る姿がありました。一人ひとりが満足のいく、みんなに自慢ができる夏休みだったことがわかり、嬉しくなりました。

 3階を通りかかると、1年生の子どもたちが、4・5・6年生の作品に目を輝かせていました。 「これ、おねえちゃんの作品なんだ。すごいでしょう。」「本当にすごいね。」「見て、これは、くるくる回るんだよ。ぼくも作ってみたい。」先輩たちのすばらしい作品を見て、次の夏休みのヒントを得て、成長していくのでしょう。夏休みの作品展は、9月末の個人面談まで行っていますので、ご来校された時に、是非、ご覧ください。

9月8日 

台風13号が近づいた日

 

 

 

 台風13号の影響が心配される中、登校時は激しい雨が降りました。雨の中を安全を確認しながら送ってきてくださったお父様方、お母様方ありがとうございました。「雨に流されなかった?」「流されないよ。」「よかった。」そのようなおしゃべりをしましたが、どの子も力強く歩いて登校しました。

 登校すると、通常通り授業が行われました。4時間目にぐるりと各教室を回った様子です。1年生は、図工の時間、粘土で食べ物や飲み物をつくり、「ごちそうパーティー」をしていました。粘土を丸めたり、伸ばしたり、紐状にしたり、腕前が上がっていました。2年生は、教室で体育。振りを見ながらリズムに乗ってダンシング。「簡単!」「楽しい!」みんなダンスが大好き、体いっぱい動かして踊っていました。3年生は、図工「ひらいて広がるふしぎなせかい」、横に開くと、もっと開くと、…。自分がつくりたいカードのイメージを膨らませていました。どんなカードをつくるか楽しみです。もう1つのクラスでは、算数「10000より大きい数」のまとめの勉強をしていました。一緒に考えたり、教え合ったり、答えを確認したり、席を移動して熱心に学習していました。4年生は、社会で、昨日見学してきた浄水場とごみ処理施設のまとめをしていました。「百聞は一見にしかず」のことわざにもあるように、何事も自分で体験してみることが大事です。5年生は、来週に迫った八ヶ岳自然教室の荷物の確認。土日の宿題は、荷造りをして、GIGA端末で写真を撮りクラスルームに投稿することだそうです。「日程をシュミレーションしながら必要なものを揃え、小分けにしておくとすぐに活動ができます。」と、先生のアドバイスがありました。時間に合わせて、自分で準備・片付けを行うので、どこに何があるか知っておく必要がありますね。6年生は、算数「データの見方」で、中央値や平均値、散らばりや表など学習したことを使い、「代表を決めるには何を根拠にすればよいか」を考え、結論(主語、理由、根拠をまとめる)を出す学習をしていました。「データの見方」の学習もまとめに入ってきました。

 授業が終わり、下校の頃は雨が霧雨か止んでいるかで、心配なく帰って行きました。よかったです。

9月7日

6年 薬物乱用防止教室

 

 

 6年生は、ライオンズクラブの方々をご講師にお招きして、「薬物乱用防止教室」を行いました。薬物の恐ろしさや危険な事例をお話で聞いたり、動画で観たりしました。

 担任の先生が、薬物を勧める悪人と勧められる人になって、寸劇をしました。スカウトの人が「モデルにならないか。これを飲むとやせられる。今でも十分かわいいんだけど、これを飲んで一週間後にもっとかわいくなってきて。」「私がモデルになれるんですか。わかりました。このサプリを飲みます。」なんて、よくある事例ですが、名俳優は、子どもたちによくわかるように演じました。

 6年生は、この後、中学生、高校生へと進んでいきます。薬物を勧められる機会もあるかも知れません。そのような時は、キッパリ断り受け取りません。黙って逃げるのも断る方法です。でも、受け取ってしまったらどうする?の質問に、「警察に言う。」「ママに言う。」との返答がありました。「どちらも正解。友達や家族など、話せる人・相談できる人とのつながりを大事にしていってほしいな。」とのお話がありました。子どもたちは、薬物のレプリカをじっと見ていました。サプリメントや食べ物に混ぜるなど、巧妙になっているようです。本日のまとめとして、1.薬物を1回使うだけでも乱用です。2・一度乱用をすると、自分の意思では止められない。3.薬物乱用で侵された脳は、決して元に戻らない。4.薬物乱用は心も身体もボロボロになる。知っていることは、危険から身を守るのに必要なことです。

9月6日

いいな。ふわふわ言葉って。

 

 

 朝会の時に、9・10月のめあて「うれしいな その言葉とその行動」についてのお話がありました。4年2組で話し合った「ふわふわ言葉」と「チクチク言葉」が紹介されました。「ふわふわ言葉」は、言われてうれしい言葉、やる気・元気が出る言葉です。「チクチク言葉」は、言われたら嫌な言葉、やる気がなくなり、悲しくなる言葉です。どちらもたくさん出てくるということは、学校や家庭などで言われたり耳にしたりしているからだと思います。

 その後、各クラスで話し合われ、言葉一つで、よくもなり悪くもなる恐ろしさについて気づいていました。「やっぱりふわふわ言葉はいいな。心が温かくなる。ぼくは、ふわふわ言葉をたくさん遣いたいです。」など、「ふわふわ言葉」で教室をいっぱいにしたい意見が聞かれました。2枚の模造紙は、1年生のクラスで話し合われた時の内容です。掲示して、気をつけたいという思いからだそうです。

 『親しい仲にも礼儀あり』のことわざがあるように、親しい間柄だからこそ、よい関係を保つために相手への言葉・気遣いが大切ですね。学校でも、ご家庭でも、「ふわふわ言葉」でいっぱいにして、幸せで、やる気、元気に満ちあるれる行動ができる毎日を過ごしたいです。

9月5日

ぴかぴか班活動(たてわり班活動)

 

 

 

 第3回目の「ぴかぴか班活動」の日です。お楽しみの今日は、みんな朝からそわそわ。その時間を待っています。どの子も2階の放送室前掲示板にあるぴかぴか表を見て、準備ばんたん。時間になると自分の班の教室に行きました。残暑の今回は、熱中症警戒アラートが発令されるだろうと予測されていたので、全ての班が教室遊びの準備をしていました。予測的中!涼しい教室で、6年生のリーダーたちが計画した遊びを心ゆくまで楽しみました。

 10班の◯活動目標と☆遊びを紹介します。「さくらはん」◯みんなで協力して楽しもう!☆ジェスチャー伝言ゲーム、「あじさいはん」◯みんなで楽しもー!みんなが楽しめるようにもりあげる☆バクダンゲーム、「コスモスはん」◯暑さにまけず楽しくぴかぴか班をしよう!☆トランプ、「ひまわりはん」◯みんなで笑って楽しもうね!☆ステレオゲーム、「サルビアはん」◯安全に遊んで仲よくなろう☆新聞じゃんけん、「モモはん」◯みんなが楽しめるようにめっちゃもりあげよう!!☆イスとりゲーム、「チューリップはん」◯なかよくけがのないようにあそぶ☆なんでもバスケット、「あさがおはん」◯みんなでたくさん笑おう!☆絵しりとり、「すみれ班」◯みんなで全力で楽しもう!!☆ハンカチ落とし、「すずらんはん」◯全力で楽しもう!☆お絵書きリレー、です。6年生の司会・進行で進みます。下学年の人たちも協力や思いやりの気持ちが伝わります。大きな笑い声や励ましの言葉が聞こえてきます。譲り合ってお互いの顔を見合う笑顔が素敵です。活動目標は達成されたでしょうか。どんなことをしたのか、お子さんに聞いてみてくださいね。

9月4日

5年 陶芸「絵付け」

 

 

 陶芸では、どの学年も夏休み前に成形した粘土に釉薬(ゆうやく)という上薬を塗って色付けをしています。大切なのは、「その1・ここが何なのか?考えて塗り分ける。」「その2・色ムラがないように塗り重ねる。」だそうです。「ボコボコになるまで何回ものせる」など、いくつかのポイントも掲示してあります。色付けが終わったら、順番に焼きに入ります。

 陶芸も5回めの5年生。手順もポイントもよく知っています。集中して絵付けを進めています。5年生のテーマは、『夢ののりもの』です。太陽に乗った自分、オムライスカーに乗って、バスケという車、人喰鮫、空飛ぶチップetc...、誰一人同じ作品はありません。自分の作品に自信をもっていて、質問すると、楽しそうに答えてくれます。1年生から5年生までの5個の作品名をスラスラ言える子もたくさんいました。子どもたちは陶芸が大好きです。今年度も「陶芸展」を行います。子どもたちのダイナミックな、繊細な、個性豊かな作品を見てほしいと思っています。

9月1日

2年 授業とテスト まとめの時期です

 夏休み明けから前期の生活と学習のまとめに入っています。

 2年生の教室を覗くと、どの時間も落ち着き集中して授業をしています。学習態度も、随分お兄さんお姉さんになったなぁと微笑ましいです。

自分の意見をもち、みんなと積極的に意見交流をしようとしています。考えを深めたり、コミュニケーション力を高めたり、知識や語彙力をふやしていき、勉強が好きになってほしいと思っています。

 隣のクラスは、算数の「たし算・ひき算」のテストをやっていました。真剣な顔つきで問題を解いています。早く終わった人は見直し(もう一度やる)をしたそうです。「できた?」と聞くと、「はい、自信があります。」と答えてくれました。「どれどれ、できてる、できてる。すごいね。」

 テストは、よい点数を取って終わるのではなく、何ができているか、できていないのかを試すものです。できていない所は、解き直したり、やり直したりして、理解しできるようにしておきましょう。前期にやるべきことは、しっかりと身につけたいです。