8月24日 

授業始まりの日

 長い夏休みが終わり、子どもたちが夏の思い出をいっぱい抱えて学校に戻ってきました。朝早くから大勢の人がピロティに集まっていて、昇降口が開くのを待っていました。「学校に行きたい。」「みんなに会いたい。」という気持ちが伝わってきて嬉しくなりました。大きなけがや病気をする人もなく、交通事故に遭う人もいませんでした。一人ひとりが気をつけて生活をしたのだと思います。偉かったです。

 今年の夏休みは最高の夏休みになったでしょうか。夏休みにしかできないことをたくさんしてきたでしょうか。「ばーばの家に一人で行ってきたよ。」「野球の練習をいっぱいやったよ。」「自転車に乗れるようになったよ。」「自由研究をやったんだ。見て見て。」「毎日、わくわくだったけど、友達と遊んで楽しかった。」「勉強ばかりだった。頑張ったよ。」夏休みの出来事を教えてくれた人は、みんな、笑顔でとてもよい顔をしていました。

 まずは、ゆったりとした夏休みのリズムから、学校の生活リズムに整えていきましょう。そして、新しい気持ちで、学校では、こんなことをしよう、あんなことをしようと、目標を決めて、今度は「学校でしかできないこと」をたくさんしてほしいです。

8月25日

6年 和歌山県古座川町の6年生とのふれあい交流会

 和歌山県古座川町から8名の6年生が西御幸小学校に来てくれました。古座川町と川崎市の小・中学校の子どもたちは、お互い夏に交流しています。毎年、川崎市からは7月に、古座川町からは8月に、サマーキャンプに応募した子どもたちが参加しています。今回、古座川町教育委員会から、中道教育長さんを始め、4名の先生方もいらっしゃいました。

 時間になると、本校の6年生が校長室に迎えに来てくれました。体育館に入ると「ラバーズコンチェルト」の合奏で歓迎しました。プロジェクターを使って、お互いの学校や町の紹介をし合いました。西みの子は、ゆずが特産品で、川や山々の大自然に囲まれた古座川町の様子をじっと見ていました。

 その後は、ドッジボールで盛り上がりました。2チームに分かれて試合です。柔らかいボールを使いましたが、どちらも手加減せず、真剣勝負なのがよい!です。でも、古座川町の子にさっとパスしている西みの子どもたち。6年生の優しさを再確認しました。最後に、こちらからは、西ファミリーのメダルを首にかけて、プレゼント。あちらからは、特産品の寄木細工の筆立て。PTAから、西みのどら焼きのプレゼント。みんな大喜び!ありがとうございました。

 子どもたちはすっかり仲よくなり、別れ難くバスの前で何度も声をかけ合っていました。場所と機会があればすぐに親しくなれる子どもたちの力に驚き、西みの6年生の「おもてなしの心」に感銘を受けた交流会となりました。

8月28日

6年 日光修学旅行1日目

 6年生は、小学校生活宿泊・校外学習の集大成、日光修学旅行に行きました。たくさんの見送りのご家族の皆様、ありがとうございました。専用列車の中では、用意していただいた美味しいお弁当を食べ、おやつは別腹とほうばっていました。おやつありの校外学習も久しぶりです。満足すると、またまたトランプやUNO、人狼などのゲームを楽しみました。全員参加、みんな仲よし、元気120%、よい旅になる予感がしました。

 日光に着くと、バスで観光、「中禅寺湖の遊覧船」で周りの景色を楽しみ、「戦場ヶ原」で集合写真と大だるまさんころんだ大会をして、「華厳の滝」と「いろは坂」の迫力に驚いていました。

 宿舎について、ほっと一息。夕食はそれぞれ自分に合った分量を美味しそうに食べました。そして、一番のお楽しみは、お買い物。家族へのおみやげ、自分への記念の品を選んでいました。前もって計画を立ててきましたが、実際3000円以内で満足する買い物をするのは悩む所、難しいようです。なかなか見られない真剣な顔つきで考えていました。かわいい!お風呂でさっぱりして、部屋レクは、おしゃべりをしたり、ゲームをしたり、カメラマンさんに写真を撮ってもらったり、楽しい時間は続きました。消灯時間の22時、物音一つしません。「夜は静かに騒ぎましょう」のミッションを達成しました。

8月29日

6年 日光修学旅行2日目

 子どもたちは、起床時間の6時半までぐっすり眠っていました。(起きている子は、自主的に寝具の片付け)部屋のスリッパは、いつ部屋に行ってもきちんと揃えられていました。なかなかできることではありません。えらい!昨夜は、午前1時頃まで恋バナや怖い話、くだらないおしゃべりを楽しんでいたそうです。「動けません。朝食を食べられません。なんて言わないでね。」と約束していたので、朝食もパクパク食べていました。

 宿舎に別れを告げ、「輪王寺」で大きな三仏を拝観し、「東照宮」の中をガイドさんの説明を聞きながら見学しました。「鳴龍」でガイドさんと別れ、グループごとに「奥社(徳川家康の墓)」、「二荒山神社」、「宝物館」などを巡って来ました。歴史探訪で子どもたちに人気があったのは、人の一生を描いた「三猿」、意外と小さかった「眠り猫」、本当に鳴いた「鳴龍」、パワースポットの「家康の墓」でした。「もう歩けない!」と言っていたのに、食事処でカツカレーを食べたら、元気復活、今日誕生日の友達のお祝いをしました。そして、残りのお小遣いでおみやげ選びをしました。

 疲れを知らない6年生。専用電車の中では、この旅で盛り上がりを見せた人狼、トランプやUNOなどのカードゲームに夢中でした。たくさんの思い出を抱えて帰る子どもたち、どこでも褒められた素晴らしい6年生です。お迎えもありがとうございました。ほっと一息ついて、おみやげ話に花が咲いたことでしょう。無事に、楽しい修学旅行ができましたこと、ご家族の皆様のおかげと感謝申しあげます。心より、ありがとうございました。

8月30日

3年 理科「花がさいたよ」

 自分たちが育ててきた「ホウセンカ」や「ヒマワリ」の花が咲いた様子を観察しました。「ホウセンカ」は、赤い花を咲かせています。「昔のマニキュアがない時代は、爪にホウセンカの花をつけて爪を染めたんだって。」と言うと、「へぇー。そうなんだ。きれいな赤い色だからだね。」なんて感想を言っていました。どの子も熱心に咲いた花の様子をいろいろな角度から見て、観察カードにまとめていました。

 「なんだか葉っぱが黄色いね。」「茶色の部分もある。」「緑じゃないね。」「今年は毎日暑かったから、葉っぱも日焼けしたんだよ。」「葉っぱも日焼けするんだね。」「日焼けすると黄色や茶色っぽくなるんだ。」みんなで気がついたことを話していると、新しい発見があって、知らないことがわかります。みんなで勉強すると楽しいね。

8月31日

3年 社会科「わたしたちの川崎市」

 私たちが住む川崎市について、調べています。川崎市は、縦に長いので、区ごとに特徴があるのではないかと考えて、グループごとにそれぞれの「区の特徴」「幸区とにているところ」「幸区とちがうところ」を資料で調べています。調べたことをスプレッドシートに気づいたことをメモしていきます。

 それぞれのグループが調べた区の様子を紹介し合って川崎市全体の絵地図を作ります。私たちが住む川崎市って、どのような所なのでしょう。地図ができあがるのが楽しみです。川崎市、それぞれの区の特徴が説明できるようになるとよいですね。