ローズマリーの仲間 別名:マンネンロウ

シソ科

撮影 2002.2.19 高津区久地 431 付近で

解説

 地中海地方など、南ヨーロッパが原産の、常緑の小低木です。針のような細い葉をかき分けてみると、茎は木のように固いものでした。ハーブとしてたくさん栽培されるそうで、葉は、魚や貝や肉料理などの香り付けに使うそうです。また花からは、油をとるそうで、この油は筋肉痛を和らげたり、消毒作用などに効果があるのだそうです。
 資料には、完全雄しべが2本とありましたが、これは左下の写真でもお分かりいただけると思いますが、雄しべとしての役割をきちんと果たす雄しべ、という意味です。シソ科の仲間は、多くの場合雄しべが4本で、そのうち2本は長いのだそうですが、この花を見る限り、他の2本は見当たりません。この花の直径は8mmほどでしたので、ルーペでは分かりませんでした。もぎ取ってピンセットなどで調べたかったのですが、花に申し訳ないので止めました。あしからず。

   

撮影 2002.2.19 高津区久地 431 付近で