レモン 

ミカン科

撮影 2001.5.15 高津区溝口 4−4−14 付近で

解説

 お料理に使ったり、うすく輪切りにして紅茶などに入れる、あのすっぱいレモンの花です。レモン、レモンといっているのはこの花の果実のことで、漢字では檸檬とこのようにむずかしい字を書きます。
 日本には、明治時代の初め頃に入ってきたそうで、木の高さは、4〜6メートルにもなるそうですが、この場合は、およそ2メートルほどでした。まだ植えたばかりの若い木のようで、トゲなども見当たりませんでした。資料によるとレモンには、トゲのあるものとないものとがあるそうですが、この場合は、見当たりませんでした。レモンだという決め手になったのは、つぼみの薄赤い色ですした。白い花びらにもうっすらとピンクの色が混じっています。果実が熟したらぜひもう一度写真を撮りたいと思っていたのですが、うっかりとして未だとってはいません。ぜひ撮りたいと思っていますが。
 始めてレモンを食べたのは、大学に入ってからでした。喫茶店で紅茶に付いてきたものを口にしました。紅茶に入れて飲みましたが、ちっともおいしくありません。口に含んでかんでみましたが、すっぱくて顔をしかめるほどでした。田舎育ちの私は、それまでレモンを見たことももちろん食べたこともなかったのですから、無理もありませんが、今はたいへん大好きです。

   

撮影 2001.5.15 高津区溝口 4−4−14 付近で