リナリアの仲間たち 別名:ヒメキンギョソウ、ムラサキウンラン

ゴマノハグサ科

撮影 2002.4.2. 高津区久地 56 付近で

解説

 日本名では、ヒメキンギョソウとかムラサキウンランとかと呼ばれています。この花も人が創り出した園芸種で、このようにたくさんの色が創り出されています。まだまだあるようです。背の高さは、この場合は30cmほどもあり、このように道路わきの花壇に寄せ植えされていました。とても色合いがきれいですね。その割に道路はゴミがあってあまりきれいとはいえません。したの4枚の写真を比べてみてください。違うのは色だけ、ということに気付いたと思います。花の形は大きさもほとんど同じで、筋の入り方も似ていて、本当に驚きですね。日本には、明治の末頃に入ってきたようで、花壇のほかに切り花としても栽培されているそうです。葉は、ご覧のようにとてもほそく、長さは4cmほどで、互い違いに付く互生(ゴセイと読みます)ですが、下の方は、茎のまわりに生える輪生(リンセイと読みます)です。本当に春の盛りを思わせてくれますね。  

   

撮影 2002.4.2. 高津区久地 56 付近で