このページは、【第1学年自然教室】に関する特設ページです。

(23年1月31日(火曜日)開設)

上から最新記事です。

*更新時間は、リアルタイムなものではありません。また、個人情報保護の観点から、掲載画像は一部加工している場合があります

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行事を終えて、そして、これからのこと。(23年2月21日19時23分)

ご家庭の皆様へさて、この度は、自然教室実施へのご理解とご協力をいただきありがとうございました。ようやく、新型コロナウイルス感染症への対応についてさまざまな部分で少しずつできることが増えてきました。今回で言えばレク大会などの在り方も少し柔軟に計画できるようになりました。もちろん、施設や食事などの感染防止対策には配慮しつつ計画実施いたしましたが、引き続きご家庭での健康観察などにご協力をいただき、何か不安なことなどがあれば学校までお知らせください。

 夕方、バスから降りたときのみなさんは、とても明るい表情でした。もちろん、「疲労」という意味では、とても疲れているのは間違いないでしょう。バスでの長距離移動は、乗っているだけでも疲れますし。連日のスキー実習を通しては、普段使わない筋肉を使い、それによる疲労の声もちらほらときかれました(筋肉痛がでるのが早いですね、若いと)。

 さて、お子さんが帰宅したときの表情はどうでしたか。これは、いつも思うことですが、中学生になると「どうだった?」と聞いても「別に。」と返ってくることも少なくないかもしれません。けれど、ぜひ、あきらめずに話題を振ってみてください。この3日間の体験は、普段の頑なな気持ちを開放してくれるほどの何かを与えてくれていることでしょう。少しずつでも話してくれるかもしれませんよ。それでも、もし話をしてくれなければ、3月の授業参観や学級懇談会の際に担任へそっと聞いてみてください。きっと、ナイショで頑張っていたさまざまなエピソードを教えてくれると思います。

 八ヶ岳では様々なことを学び、経験してきました。それは、「スキー」だけではありません。思いやることや我慢すること、計画的に動くことの大切さなど、じつに多岐にわたります。もちろん、うまくいかなかったこともあります。しかし、誰もが3日間で、何かしらの人間的な成長をしてきたのだと思います。小学校で行くことができなかった八ヶ岳。その分も全部取り返してきたと思っています。もうすぐ、2年生です。そして、後輩もできます。その答えは、これからきっと見えてくることでしょう。

今回の「(特設)自然教室の様子」の更新は、これでおしまいにします。ここ数年コロナ禍で保護者の皆様が「学校」でお子さんの様子を見る機会が激減しました。それはとても悲しいことです。そんなご家庭に少しでも学校生活の様子を届けたくて2年前の修学旅行のときから試験的にはじめました。いかがでしたか。本当は、このような写真ではなく実際に学校で、教室でご覧になりたいと思います。新しい時代の流れの中で、ようやくそんなことも実現しそうな気配です。とにかく早く、そのようなときが訪れることを心から願っています。さて、以前「行事」の考え方についての記事を載せています。今回の行事の成否は「3日間」そのものというわけではなく、これまでの学年やクラスの取り組みによります。その記事も合わせてご覧いただくと、今回の行事についての評価(学校行事は授業の一環なので、振り返りと評価が大切です!)や今後のクラスづくりについてのヒントがみつかるかもしれません。(伊澤 潤)

【関連記事】『学校日記・管理者のつぶやき』より「行事を成功させるためには。(22年2月23日投稿記事抜粋)」【こちら

 

(1年生保護者の皆さまへ)

 新型コロナウイルス感染症拡大が少し落ち着いてきたとはいえ、まだまだ安心できない中で、「自然教室」を無事に終えることができました。現状では高熱による体調不良なども発生しておらず、また、体調不良等で途中帰宅したお子様もいなかったとの報告を受けております。このような折ではありますが、実施することができたことは、ご家庭の皆様のご理解とご協力のおかげです。事前の準備等も含めてお手数をおかけしたこともあったことと存じますが、ご協力ありがとうございました。お子様も、あと1ヶ月でいわゆる中堅学年へ進級となり、学校を支える一員となる時期が近づいております。生徒のみなさんには、八ヶ岳での3日間の学びを、ぜひ生かしていただきたいと思います。今後とも本校の教育活動に変わらぬご支援、ご協力をお願いいたします。

 学校長 野島 隆行

 

おまけ。(23年2月21日14時11分)

 現在、高速道路を走行中。今日は、富士山がきれいです。

 

スキー実習の終了、そして。(23年2月21日13時8分)

 11時過ぎにスキー実習を終えて、閉校式を行いました。今は、昼食を終えて、スキー場をあとにしたところです。

 閉校式ではインストラクターの方が「これほど途中で離脱する人がいなかった学校は記憶にない」という話をされていました。自分自身も自然教室は何度も実施していますが、確かにその通りだと思います。とにかく、みなさんが頑張っていたということで、とても充実した時間となったのではないかと思います。まず、実習中の様子を追加で。

 どの班もスイスイとすべっていました。もちろん転ぶこともありますが、すぐに起きられます。次は、実習終了時の様子から。戻ってくるたくさんの人から「午後もやりたい」「まだ、やりたりない」という声をききました。

 スキー実習を終えて戻ってきたみなさんの表情は満足げです。ブーツを脱いで、各班ごとにインストラクターの方による総括が行われていますが、みなさん真剣でした。スキーがようやくできるようになって、帰らなければならないのは残念ですね。でも、このスキー教室をきっかけにスキーを始めるというのはよくあることです。この実習を通してできるようになったことは、不思議と身体が覚えています。次に、スキー場でスキー板を履いた時、それを実感できることでしょう。

 その後は、「閉校式」。代表生徒の話に、インストラクターからのことば。それぞれの思いや感じたことが率直に伝わりました。普段使わない筋肉をつかっています。筋肉痛に悩まされる人もいるかもしれません。しかし、これも、思い出の一つになりますね。

閉校式の様子

閉校式の様子2

生徒(各班)の前で整列するインストラクターのみなさん

 

 閉校式が終わると昼食。今日の昼食は牛丼とゼリーでした。牛丼はおかわり自由です。2杯も3杯も食べている人がたくさんいました。美味しかったです。

おかわりも長蛇の列。

 昼食後は、バスへ移動。3日間お世話になった小物やウェアを返却します。「なんだか身体が軽くなった」という声があちらこちらで聞こえました。さあ、あとは、帰るだけになりました。バスの中ではゆっくりと休みましょう。

 

実習中の様子、その3(23年2月21日11時6分)

 現在、スキー実習の最中です。多くの班で昨日の講習からステップアップした練習と、挑戦を。しかし、上達が本当に早い。人生初めてのスキーがこのスキー教室という人がたくさんいますが、ほぼ全員といっても過言ではないと言ってもよいレベルで滑ることができています。自分でスピード調整をしたり、曲がったりする術を身につけています。そして、昨夜の粉雪、これは、ゲレンデを最高の状態にしてくれています。昨日は前日の雨の影響で、とくに上の方はガリガリに凍っているところもありました。しかし、表面をサラサラの雪が覆っている状態ですから、「自分が上手になった感覚」を得るような滑走ができています。笑顔がまぶしいですよ。この笑顔は、きっと帰宅まで続くはず。

 

朝食、清掃を終えて、まもなくスキー場へ出発(23年2月21日8時26分)

 今日の朝食は、洋食でした。

パン、コーンスープ、オムレツ、サラダ、オレンジ、コールスロー、メンチカツ、乳製品

朝食の様子。このあと、別の学校が入るので、少し慌ただしいです。

(おまけ)網戸に、トンボ(イトトンボ)が…越冬する種類ですが…

 

最後の朝。(23年2月21日5時52分、6時21分追記)

 おはようございます。最終日の朝です。起床は6時。いよいよ最終日です。

 今日は、午前のレッスンだけです。きっと、リフトに初挑戦の班などもあることでしょう。このあとは、宿舎をあとにする荷造り、朝食です。今日も良い天気になるようです。

 

 今日の八ヶ岳、晴れ 最低−7℃/最高1℃

 

(6時21分追記)雪が降ったようです。