6月10日(火) 5年生 八ヶ岳自然教室 3日目

自然教室も最終日の朝となりました。

天気はパラパラと雨が落ちてきています。

疲れもあって前日の朝よりは起床後のペースもゆっくりでしたが、みんなで朝の集いへと向かいます。

雨のため、室内での朝の集いとなりましたが、体操で体を動かします。

また、3日間お世話になった自然の家の職員の方へ、お礼の気持ちを言葉で伝えました。

食堂での最後の食事となった朝食を終えると、荷物の整理や部屋の片付けが待っています。

声を掛け合いながら協力して進める姿が見られました。

3日間一緒に過ごした聾学校・久末小学校・下布田小学校との退所式を終え、フォレストチップ作りの時間となりました。

初日に集めた材料を、間伐材を使った土台にボンドで固定していきます。

自然教室の思い出が詰まった作品が完成していきました。

お弁当を食べ終えると、とうとう川崎へ帰る時間となりました。

 

慣れない環境の中で、仲間とともに過ごした3日間。

普段は目にすることのない景色や学校では経験できないことの連続でした。

身の回りのことで困っても、お家の人に頼ることもできません。

自分で考え解決しようとがんばりました。

1人ひとりがそれぞれの形で成長した自然教室となりました。

ご協力ありがとうございました。

6月9日(月) 5年生 八ヶ岳自然教室 2日目

自然教室2日目の朝を迎えました。

薄日が差す気持ちのよい朝です。

起床後すぐに身支度を整え、自由広場に集合して朝の集いを行いました。

済んだ空気をたくさん吸って、2日目のスタートです。

食堂での朝食もてきぱきと済ませ、入笠山への準備となります。

バスで30分ほど移動をすると、富士見パノラマスキー場に到着しました。

ここからゴンドラに乗車し、上を目指して進みます。

ゴンドラを降りて15分ほど歩くと入笠湿原に入りました。

湿原では、ズミの花が見頃を迎えていました。

さらにそこから15分進み、入笠山の登山口まで来ました。

ここから、登りが少しずつきつくなり、ごつごつした岩が出てきて足元も悪くなります。

声を掛け合い、励まし合いながら約30分、空が開けてきて山頂に着きました。

雲は出ていましたが、視界は360°見渡すことができました。

来た道を湿原まで戻り、日本すずらんの間を抜けて、ゴンドラで山麓まで下りてきました。

ゴンドラからは、鹿も姿を見せてくれました。

そのあとの、スキー場の気持ちのよい芝生の上で食べたお弁当とルバーブソフトクリームは格別でした。

少年自然の家に戻ると、これも楽しみにしていたバーベキューの時間です。

グループで協力して、野菜を切ったり火をおこしたりしていきます。

炭に火が入り、鉄板をセットしたらスタートです。

肉と野菜を一通り食べたら、仕上げは焼きそばです。

みんなで協力し合って取り組んだバーベキューの味は、忘れられないおいしさとなったのではないでしょうか。

バーベキューの片付けを終えると、間髪入れず入浴の時間でした。

そして、星座を観察するアストロハウスの時間です。

夕方から降り始めた雨の影響で、残念ながら星を見ることはできませんでした。

星の見え方や星座に関するお話を聞いたり、望遠鏡を試しに覗いてみたりして過ごしました。

その後は、昨日と同じように係別会議を終えると、その内容を部屋に戻って伝えてから就寝準備となりました。

さすがに2日目の夜ということで、疲れの色が見えました。

しっかりと寝て、最終日に向けて体力を回復させます。

6月8日(日) 5年生 八ヶ岳自然教室 1日目

今日から3日間、5年生が待ちに待った八ヶ岳自然教室が始まりました。

7時30分の集合には日曜日ということもあって、おうちの方々も大勢見送りに来てくださいました。

「みんなで一致団結 自然を大切にする 自然教室」のスローガンをみんなで確認し、いよいよ学校を出発します。

バスに乗り込み元気よく手を降って、おうちの方々とはしばしのお別れです。

バスは中央道を進んでいきます。

甲府盆地を通り、だんだんと南アルプスや八ヶ岳の山並みが近づいてきました。

八ヶ岳は頭を雲で隠したままでした。

予定の11時30分より少し早く、長野県富士見町にある川崎市八ヶ岳少年自然の家に到着しました。

クラスで写真を撮ってから、木々に囲まれてお弁当の時間となりました。

虫たちの歓迎にはちょっと困った様子でしたが、おいしく食べて元気いっぱいです。

入所式を済ませると、所内をグループごとに散策しました。

自然の中を回りながら、3日目のフォレストチップ作りに使う材料をたくさん集めていました。

入浴を済ませると、あっという間に夕食の時間になりました。

1人ずつ自分で盛り付けをしたら、テーブルごとに「いただきます!」

この後のキャンドルファイヤーに向けて、準備万端といった様子です。

そして、西の空はまだ少し明るい中でしたが、キャンドルファイヤーが始まりました。

火の神から火の子へと神聖な火が分け与えられ、中央のキャンドルへと灯されました。

その後は、レクやダンス、手話を交えた歌などを通して、絆を深めることができました。

レク係の進行もスムーズで、みんなで盛り上がる時間を上手に演出していました。

楽しんだ後は、係の打ち合わせで明日に向けての確認をしっかりと行いました。

部屋では布団の準備も整え、2日目に備えて早く寝ることができたのかな?