校長より

 昨年度に引き続き、校長を務めます中野理佳と申します。

新型コロナウイルスも5類感染症となり、マスクの着用も個人の判断にゆだねられるようになりました。今年度の教育活動が、感染症対策にしばられることなく、のびのびと行えるようになることを切に願っています。

 さて、本校は川崎地域では唯一の聴覚障害児に対する教育を行う聴覚障害特別支援学校です。学部は幼稚部から高等部までの各学部と、乳幼児教育相談及び通級指導教室を併設しています。

校舎は川崎市の中央部にある中原区にあり、南部の川崎区から北部の麻生区までの各区と、一部例外的に横浜市から幼児児童生徒が通学しており、現在の在籍数は41名です。

本校は幼児児童生徒一人ひとりの聞こえの状態や教育的ニーズに合わせて、個別の教育支援計画に基づき指導・支援を行い、その能力を最大限に発揮できるような教育活動を行うことを使命としています。また、地域の聴覚支援センターとして、市内市立学校等に通う聞こえに課題のある児童生徒等に対しても、必要な支援を行う地域支援機能の充実も図っています。聾学校の在籍数は41名と小さな学校ですが、一人一人を大切にした丁寧な教育活動と暖かい学校作りに力を入れていくとともに、

  子どもの笑顔

  先生方のやる気

  保護者の安心

があふれる学校となるよう、教職員一同努力を重ねてまいります。

川崎市立聾学校を今後もどうぞよろしくお願い致します。

学校概要

学校名 川崎市立聾学校
所在地 〒211-0053
神奈川県川崎市中原区上小田中 3-10-5
電話番号 044-766-6500
FAX番号 044-766-5174
創立 昭和26年10月22日
校長 中野 理佳(なかの りか)
幼児児童生徒数数 41人 (令和6年度4月現在)

 

本校が目指す授業

  • ことばを豊かにする授業
    すべての授業で、語彙を増やし、言葉のイメージを豊かにすることを常に意識し、日本語の力を育てる。
  • 進んで学びたくなる授業
    学ぶ意欲を高める工夫、学ぶ意義を感じる工夫をして主体的な学びを促す。
  • 分かりやすい授業
    手話やはっきりとした話で情報を的確に伝え、視覚教材を活用し理解を促す。
  • じっくり考えさせる授業
    ひとりで考え、または友達と学び合うことで、思考力・判断力を養う。

学校経営方針

校章

校章の写真
 川崎の川の字を意味する三本の幹の中に、川崎大師にあやかって、三枚の柏の葉を組み合わせてデザインしました。



 

校歌

詩・曲 川崎市立聾学校

1.緑ゆたかな まなびやに
  ひとみ明るく かがやかし
  愛の心を そだてよう
  光あふれる わが母校

2.ともに伸びゆくまなびやに
  固く手と手を 結び合い
  若い体を きたえよう
  力あふれる わが母校

3.理想もえたつ まなびやに
  あおぐ大空 胸をはり
  生きる力を はぐくもう
  望みあふれる わが母校
  明日にはばたく 明日にはばたく
  川崎市立 川崎市立聾学校

制定 昭和53年6月30日

 

進路

「進路支援室」は生徒たちの“今後の自分の生き方を探り・考える場”と位置づけ、支援しています。